Wednesday, November 14, 2007

中断

今日は、皆さん。いつも話の前に何を言うべきか分かりませんね。大体ただ「話の続きです」と書きますが、本当にそれでいいのかな。


やっぱりわけが分からないことしか起こらない、この世界ではとトレバーは思った。でも、この世界って今僕の頭の中だから、僕は狂っているだろう。少なくてもここから狂うはずだ。

「あの~。どうしてこれをするの。」

謎さんは止まって、相手が凄い変人だという顔でトレバーを見た。しかし、まだニヤニヤしていた。「な~に、お前は」と遊び半分の声で聞いた。「いつもいつも説明くれ説明くればっかり言うな。こんな状況分かりやすいじゃないか。」そしてまたトレバーの方へ決心の目をつけて進んだ。

分かりやすいだけどねとトレバーは思った。実は、どうして説明が欲しかったかトレバーも分からなかった。普通のトレバーは、そんな状況に女を止めようとする人を見て、何の馬鹿だ、お前とか思われるだろう。ただ、その時に、少し心地がよくなかった。でも、女を止めるのはトレバーに果たして無理だった。凍ったように立ってドキドキしていた。

しかし、ドキドキはなかった。その瞬間にビーっビーっとしか聞こえなかった。それから謎さんが直ぐ止まって、「どうして今に」と大変憤慨して叫んで、携帯電話をポケットから出した。トレバーは本当にただ頭の中に携帯を使うのは癌を引き起こすかと思った。

「何」と謎さんは驚いたように言った。「時間がないな。機械を止めろ。」

「待て」とトレバーは少しパニックして言った。「行き成り止めれば何の結果」と言い始めたが、中途に頭の中の景色が黒くなって、前と同じ随分気持ち悪い感じがした。でも、何の後悔することもしなかったからちょっと安心した。そこで止まらなければ何が起こっただろうかとは分からなかったが、頭の中だったし、記憶に焼きつくはずだったから、何もしなくていいと思った。

数秒後、歯科医院のように怖い椅子に戻っていた。謎さんは焦りいっぱいの顔でトレバーを見下ろしていた。それは僕が知っている謎さんだなとトレバーは笑って思った。

「何が可笑しい」と全然ふざけない謎さんが聞いた。「時間がないよ。来い。」

「どこへ」とトレバーはふらふらと立って聞いた。機械の為か謎さんの変な行動の為か知らなかったが、世界が回っていた。

「またワシントン大学へ」とそれが当然だと信じているように答えた。

「また大学か。プロデゅーサーが一つのセットしか払いたくない感じがするな。どうしてまたワシュユーに。」

「マーカス先生と知っている。」

「うん。」実は、ワシントン大学にマーカスという教授は二人いたが、トレバーは次の質問で分かると思ったから確認しなかった。

「その人何を研究しているか知っている。」

「あの~。森鴎外だったか。」

「そう。あのフリードマンがマーカス先生のオフィスから大切な森鴎外全集を盗んだ。」

「えっ。でも、森鴎外、とてもつまらないじゃないか。どうして大切か。」

「ま、私達もそう思ったが、フリードマンが盗んだから力があるはずだ。」

「フリードマンか。倒しただろう。」

「そうだね。」謎さんの真面目な顔に少し心配のような物が出てきた。「まだ意識不明なはずだがね。誰かに起こされたかもしれない。おそらく」と言葉尻を浮かせて突然真剣な表情を再びつけた。「時間がないと言っただろう。どうしてここで質問で時間を無駄にしているか。もう、全部車の中で言えるのに。」

トレバーを待たずに出口へ急いでいった。しかし戸口で、トレバーを見ずに、「その紙持ってこい」と命じた。

謎さんがその紙の内容を頭の中に見つけたということを急に思い出したが、勿論謎さんのことが知っていたからそんな事を説明してくれるとは期待していなかった。でも、説明くれ癖のトレバーは、反射神経的に「どうして」と聞いた。

「いるかもしれない」と思ったとおり説明せずに答えて、謎さんが駐車場へ急いだ。



続きを楽しみにしてください。

追白:先生の気になったアメリカの若者達の伝統的な放課後活動の事ですが、先生の思ったとおりMailbox Baseball(郵便受けの野球)といいます。私はずっと前Stand By Meという映画の所為でこんな事を知っているけど、一度もやった事ないです。

http://en.wikipedia.org/wiki/Mailbox_baseball