Sunday, February 17, 2008

『ワンダフルライフ』ウィーク

あみのっちさんが、昨日の日曜日無事、東京マラソン(10KM)を完走したそうです。さっき電話で話したんだけど、ものすごくよかったと言っていた。今回は私のエントリーにはコメントは要りませんので、あみのっちさんにメッセージをどうぞ。

さてさて、1週間みんなのエントリーとコメントを読ませてもらったわけだけど、私の予想をはるかに超えたレベルで、ディスカッションが続けられていたと思う。恥ずかしい話だが、正直、日本人の友人とでさえ、ここまで深い討論をしたことはあまりない。みんな本当にすごいよ。

明後日のディスカッションだが、次のような形で進めていきたいと思う。
1)各人のテーマに関し10分ずつの討論を行う。順番は、当日決めることにしよう。
2)自分の番が来たら、まず、感想のポイントを手短に説明する。この際なぜそれが自分にとって大切なポイントなのかについても触れること。これらは1分から1分半程度でまとめられるように準備しておくこと。
3)次に、自分が司会になり、外の人の意見を聞いてみる。この際、なるべく多くの人の意見が聞けるように工夫すること。発言の少ない人にも意見を求めるようにすること。
4)各自、クラスメートの感想に対し、きちんと自分の意見が言えるように準備しておくこと。下に、みんなのエントリーからポイントと思われるものを一つずつ抜き出してみた。火曜日の討論は、このポイントをもとに進めていきたい。複数のポイントをあげてくれた人もいたのだが、10分という時間の制約があるので、私の方で、ちょっと勝手に「一つだけ」選ばせてもらった。もちろん、外のポイントはおもしろくないとか、意味がないなどということでは、全然ない(念のため)。

マイケル
もう一つの重大なテーマは思い出の作成です。思い出す時、何処に意味をつけるか、何を忘れるかを監督のように決めますね。でも、あなたの思い出は総てあなたのモノですか。または、映画のように外の人と一緒に作る集合記憶ですか。

チュン
つまり、私にとって、幸せのこの映画の意味は、「幸せは、私が作って感じることも出来るものが、それだけでなく、他の人にあげることもできるものだ」、「幸せな瞬間を持ってない人間もない。もし、本人は気付かないかも知れないけど、私のため誰かは幸せを感じているかも知れない。だから、意味がない人生はないものだ」ということです。

カバロ
自分の人生を後悔するのではなく、「大切な思い出」を選ぶことで、この世での自分の存在と人生を自身で受け入れ、天国へ入る準備をする様な気がします。

トレバー
一つの瞬間が大切な意味を持てるが、その瞬間は人生の他の部分と色々な繋がりがあるからこそ意味があると思います。だから一つの人生を一つだけの思い出にすることは酷くて無意味だと思います。私は伊勢谷君と違って責任を取るためではなくこの制度に抗議するために選びません。

ワン
ただ一つの思い出を選ぶなら、不十分な人生になります。また、いろいろなことがあって、見たり聞いたり、いろんな人に出会って、今の私たちになったわけだから、今まで唯一つの思い出を留めて、他の思い出を捨てるなら、自分自身のことを捨てると言えると思っています。

デニス
何となく月のイメージを重視して、何かを象徴してるんじゃないでしょうか。
昔から、日本の和歌とかで月というのは恋人の顔を象徴するものです。「ワンダフルライフ」もその同じ象徴を利用してると思います。というと、「望月さん」は「月を望む」、つまりきょうこさんの全てを忘れたくない気を持っていましたね。