Wednesday, October 10, 2007

謎さん

今日は、皆さん。今回はあまりアクションがないけど、我慢してください。それで、続けましょう。


「これはただの夢だ。これはただの夢だ。ベッドに戻せ!」

「そういう事じゃないよ。」

トレバーはもう一度謎の女の車にいた。その時は、フリードマン君を倒したからか、彼女の運転はそんなに危ないほど速くはなかった。または、理由と言えば、雷雨はますます酷くなりつつあった。道が見えなくなる可能性が高かった。交通事故で死にたくなかったトレバーは、車に入って直ぐ、ベッドに戻せなどを真言のように唱えていた。やはり成功しなかった。

「じゃ、俺は言霊使いじゃねえって事か」とトレバーが言った。謎の女の言葉の力を見たにもかかわらず、自分でベッドに戻せる事は全然信じなかった。その為に成功しなかったかもしれない。

「初めて試してみる時に簡単に使える力あるか」と恩着せがましい先生のように彼女が言った。「練習したら使えるようになるかもしれないが、ただ見た後で直ぐはい行くぞという感じで出来るわけはないよ。私が生まれたからただ倒れると言うだけで人を倒せたと思っているか。」

「こういう魔法はこの前見た事ねえからそんなもん分かるはずかい」と少し怒っていった。いつものようにその変な誰も説明してくれない世界は好きではなかった。

「魔法じゃないよ。科学だ。」

それが科学だったと信じられるかとトレバーは思った。「じゃ、科学だったら説明出来るはずだろう」と皮肉な声で言った。

トレバーの言う事を全然気にしていないように、以前と同じく相手を見ずに、「説明欲しかったら聞け」と言い返した。

生憎トレバーはそれに対してよく答えられなかった。授業にいつもこういう問題があった。もっと知りたかったがどんな角度から最初聞くのは決められないという問題だった。所詮あまり意味のない質問しか考え出せなかった。

どんな馬鹿な質問か、これと思いながら「書いた言葉と言った言葉と、どっちのほうが強い」と聞いた。

「それは一番知りたい事か」とニヤニヤ聞いた。「両方使わなければいけない事だ。まず、使いたい力を持っている言葉を書くのだ。しかし、そこに封印された力を解放する為、その言葉をはっきり言う事が必要だ。」

「だから俺の作文に何の力があるかまだ分からない」とトレバーが行き成り気がついて言った。

「へ~」と謎の女は一寸だけ吃驚して言った。「だんだん分かってくるじゃないか。」

「いや、まだほとんど分からないけど」とトレバーは言ったが、もう何回説明しても理解できない子供ではないという事は喜んで貰った。「でも、その紙に書いてある事はもう読めないと言っただろう。だから誰もその力を解放できないし、何の危ない事でもないちゃう。」

実は、トレバーが一年間京都で留学したから、時々ちゃうやほんまなど言ってしまう。関西弁の経験がない人はその不思議な言葉を、じゃないかと読んでください。

謎の女の笑いが消えた。「いや」と真面目な声で言った。「もう一度読めるようにする方法がある。」

その不気味なところで、会話が続けにくくなった。しかし、トレバーは言わなくてはならない事があった。「あの~、救ってくれてありがとう。」

彼女の顔が無表情になった。「なんでもないよ。単に任務だったから。お前は多分何の力持っていないが、もしフリードマンが何かが出来れば最悪な事になる可能性があったから、お前を救うしかなかった。」

「本当にそうかな」と好奇心が強い声で言い返した。「本当に他に理由がなかったか、えっと。。。謎の女」と恥ずかしくて言ってしまった。

謎の女の眉毛がほとんど髪の毛まで上がった。「そんな変な名前で私を呼んでいたか」と驚いて聞いた。

「まあ、名前教えてくれなかったから、しょうがないだろう。」そのところでトレバーは彼女が直ぐ名前を教えてくれると思ったが、一分ぐらい誰も話さずに経て、直説的に「お名前は」と聞いた。

車の中はまだ一分か二分ぐらい雨垂れの音意外に完全静かだった。やっと謎の女は「私達は親しくならないほうがいいよ」とそっと言った。それから少し激怒して、「これは何の事だと思っているか。運命の出会いとか。これは絶対ラブシーンにはならないよ。仕事だけだ」と叫んだ。

彼女からそんな感情的な八つ当たりは全然期待していなかった。「そんな事ないよ」とむっつり言った。「運命の出会いか。俺そんな馬鹿な事を言うと思うか。」

「今まで沢山馬鹿な事を言ったよ」と女はまだ少しだけ怒っていった。

「それもそうかもしれないけど」とトレバーが認めた。「単に名前を知りたかったんだ。」

「それはまだいいアイデアじゃないと思う」とその女が言ったが、顔に怒りの跡形もなかった。数秒無言で考えた。「まあ、せっかくだから、そしてお前の頭を無茶苦茶しない為に、私の事を謎さんと呼んでくれ。」

トレバーが少し笑った。「はい、分かりました、謎さん。」

数分後、何の目立つ事もない建物の前で車を止めた。「ここはどこ」とトレバーが聞いた。

「米国中西部中央言霊研究所だ。」

「そんなところ存在するか。」

「これがないとどうやって研究できるか。」

「いや、そうじゃなくて。」


続きを楽しみにしてください。


7 comments:

あみのっち said...

おっ、いい雰囲気で進んでいるじゃないですか。謎さんたら、トレバーのこと気になってるくせに~。
謎さんは、いわゆる「ツンデレ」ってやつですね。

Sohyun Chun said...

この小小説は、推理小説からフアンタスティック小説になりつつありますね~^^* 韓国に退魔録という本がとても人気があったんですが、それと雰囲気が似てる感じです。内容は全然違いますが~ トレバーさんは占いにも関心がありますか?

Aridome said...

いくら謎美(謎さんの名前です。勝手に考えました。)が「運命の出会い」じゃないと言ったところで、これは、もう本当の運命の出会いでしょう。今回はアクションシーンはありませんでしたけど、ますますいい展開になってきましたね。続きが楽しみです。

ところでこれから二人が向かう「米国中西部中央言霊研究所」ってどこなんだろう?まさか、Bucsh Hall 124Eじゃないだろうなあ。

mizube said...

あみのっちさん、そのとおりです。謎(美)さんは言葉の力は使えるけど愛はまだまだ…頑張ってね、トレバーさん。

Chang, Dae Young said...

いつも気になるんですがトレバーさんは日本語どう勉強していますか?どうしたらそんなに単語を沢山覚えるんですか?

Lawrence said...

私にも単語の事がいつも気になるんです!トレバーさんはよく覚えますね!毎週びっくりしますよ。

Wordsman said...

その質問はキャラクターの事ですか、本物の事ですか。