皆さん、今学期のブログおつかれさまでした。毎日毎日本当に大変だったと思うけど、よく続いたね。これだけレベルの高いことを考え、読み、調べ、伝え、という作業をコンスタントに積み上げていくということだけでもすごいことだと思うけど、それを日本語でやってきたというのは本当にものすごいことだと思う。自信を持ってください。
さてさて、学期の終わりのエントリーはあみのっちさんにお願いしました。それでは、あみのっちさん、どうぞ。
あみのっちです。
9月から約4カ月、このブログをとても楽しく読ませていただいております！
SFファンタジー小説あり、BBQ指南あり、温泉情報あり。ゲームやお笑いの話で盛り上がったり、日本の古い映画や懐かしいドラマ、妖怪の話題があったり。それぞれのエントリがとてもバラエティ豊かでおもしろく、たくさんのことを発見し、考えるきっかけともなりました。皆さんが日本語を勉強中の学生さんであることや、私よりもうんと年下の人たちであることもすっかり忘れて、毎回ワクワクしています。
皆さんのように個性的で優秀な人たちが、日本語や日本に興味を持ってくれたことを、日本人のひとりとして本当に嬉しく思っています。どうもありがとう！
そして、みなさんのブログを読む機会を与えてくれたaridome先生にも感謝を申し述べたいと思います。さんきゅー！
私は現在、ライターをしているのですが、文章を書いて仕事をしていくことは、小さい頃からの夢でもありました。人付き合いが苦手で、本を読んでひとりで過ごすのが好きだったせいもあります。おかげで、小学校に上がる前には日記を書いたり、お話を作ったりして、大人たちに見せていました。大人たちは「すごいね！」ととても誉めてくれ、私は大いに自信をつけたものです。
いっぽう、私の兄は正反対で、本を読むのが大嫌い。いつも友だちと外で遊んでいるような子どもでした。幼少時代の兄はとても可愛い顔立ちで、性格も陽気だったため、大人たちの人気者でした。どこに行っても「ヒロ坊、ヒロ坊」とチヤホヤされていたんです。私のほうは男の子に間違われるような顔で、気難しい性格。同じ団地のおばさんに「お兄ちゃんは可愛いのにね」とか言われたくらいです。
大人たちの注目が兄に集中する中、私は子どもながらに考えました。「このままじゃヤバイ、あたしの立場がなくなっちゃう！ でも、兄は字も書けないし、本も読めない。私が誉められるのは、文章を書くことだけ。だから、ここを伸ばすしかないんだ！」
そして、その通りにしました。その通りになりました。
字の書けなかった兄は、紆余曲折を経た後、なんと今、アメリカで日本語の教師をしています。人生ってわからないもんだな、と思います。
最近、私は「紫微斗数」という占星術に興味を持ち、勉強を始めたのですが、それによると教師は兄の適職。故郷を離れて成功、いい生徒さんにも恵まれるとのこと。ところが私のほうは、作家やライターとしての資質が、まったく現れていません。向いているのは占い師なんだって。え～～！？ やっぱり、占いなんか当たらない？ それとも、向いてないのにやっていけるくらい、運が強い！？
……まあ、いいや。不思議な運と縁のおかげで、こうして皆さんのブログを読ませていただいているのですから。来学期も、楽しみにしています♪
7 comments:
あみのっちさん~今日は~^^＊今学期の最後のエントリに、面白い話を聞かせてありがとうございます。兄弟がいるなら、いつもそのような問題が起こると思います。わが家にも弟がすごくハンサムで人気がありますが、姉と私は全然違う様子をしています~^^;;
でも、あみのっちさん~私とAmyは、あみのっちさんに会ったことはありませんが、あみのっちさんが有留先生より、優しい人で、素敵な人だろうと感じていますし、これは事実です。その理由もあります。^^;;（先生、怒らないでください。）
さて、運命ということに私も本当に関心があります。私は運命は存在すると思いますが、そういうことも、人間の労力によって変えったりするものだと思います。勿論、運命を変えるのは、大変難しいでしょう。
いつも私たちのエントリに関心と優しいコメントをしてくれて本当にありがとうございました。いつかあみのっちさんに会える運命だと思っています。
忙しい中私たちのつまらないブログを読んでくれてありがとうございます。いつもあみのっちさんの面白いコメントを読むのが楽しみです。
姉でいる私は陽気な弟より随分きちょうめんです。でも、私を笑わせる人は弟より上手な人がいないです。
あみのっちさんも優しそうな人ですね。先生も優しいけど、生徒泣かせ時期の今では忘れる時もあります。（笑）
占いはね。信じたくない内容があれば、信じなくてもいいと思います。（もう想像がついているでしょうが、占いを信じていない。）
アみのっちさん、毎度ブログを読んで面白いコメントを書いてくれてありがとうございます。いつもコメントを楽しみに待っていました。
私はほとんど同じ理由で作家の仕事をしたいと思っています。人間関係はそんなに上手じゃないけど小説とかはよく誉められるからです。人間関係がとても上手な兄弟がいるとは言えないけど。
私はマイケルさんと同じように占いを信じません。あっている仕事があると思うけど、それは星や数字で分かるとは思いません。
いつもコメントをつけてくれて、有難うございます。
あみのっちさんの顔を見たことがありませんですか、有留先生とよく似ていますか？
私は占いを信じていますか、よく自分は運勢を占います。
アジアでは、運命ということよく信じている人が多いですね。
私は以前作家になりたいですか、そのあと現実のせいで、その夢をあきらめちゃった。
いつかあみのっちさんの作品が読めるのか？
楽しみに待っています。
あみのっちです。
>totori2さん
弟さん、ハンサムなんですね～。うちの兄も
学生時代はモテモテだったみたいですよ。でも、今じゃあんなことになってますが……。（ｸｽ）
totori2さん、amyさんや女医さんと一緒に、いつか東京にお越しくださいね！！ ぜひお目にかかりましょう～。おいしいお店を探しておきますねっ。
>amyさん
以前もどこかでコメントさせていただきましたが、いつもこのブログから元気をもらっています。「文は人なり」……書いているみなさんが、きっと前向きでパワフルな人たちだからだと思います。
amyさんは、きっとしっかりもののお姉さんなんだろうなあ。BBQ師匠であることからも、そんな感じがします。
兄弟で性格が違っても、笑いのツボは同じだったりしますよね～。
>トレバーさん
毎週、日本語で小説を書くのは大変だったでしょう？ でも、ノリにノッて書いているのが伝わってきました。私にはとても思いつかないようなことが次々に出てきて、続きを楽しみにしているんですよ～。
トレバーさんの小説を読んで、小説を読む楽しみ以外に、小説を書く楽しみも思い出しました。ありがとうっ。
>明君さん
子どもの頃から兄とは全く似ていないんですよね。なんでかな。
今回のエントリで、私の写真をアップするかという話になったのですが、「とてつもない美人の写真にしてくれー！ 見つからなかったら、フォトショップを駆使して美女にして！」って頼んでおいたのですが、aridome先生の家の本棚の写真になってました。もう、爆笑！ 無理難題を押し付けられ、aridome先生も困ったことでしょう。（ｺﾞﾒﾝﾖ）
いつか、皆さんに自分の本を読んでいただけるよう、さらに精進せねば。
そういうこともありますよなー。内は、姉２人と兄１人で、自分は一番下の子供ですが、兄弟は皆医者になる目的で医学生物学を勉強しました。医者の父はすごく嬉しかったですね。でもローレンスは生物学が嫌いだし、血を見ると具合が悪くなるのでどうしても医者という仕事は嫌だと思いました。だから、自分も父に誉められるために、音楽（特にピアノとチェロ）を一所懸命練習し始めました。あみのっちさんの気持ちもよ〜くわかりますね。
ところで、あみのっちさんもここで読んだり、コメントをしたりしてくださってありがとうございます！楽しかったですね！
ローレンスさんはピアノのほかにチェロも弾くんですね。すごーい。
子どもは子どもなりに、なんとかして親から誉められようと頑張るものですよね。
ローレンスさんは医者にはならなかったけれど、音楽の才能に恵まれ、それを自分で発見して伸ばしてきたのだから、すばらしいと思いますよ！！
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