来週から4月だね。今学期も残すところあと4週間というところまで来てしまったわけだ。本当にはやいものだと思う。毎年思うんだけど、秋学期より春学期の方が時間の進みが速い気がする。みんなはどう思う？あれこれ、私なりに理由を考えるに、春学期は間に1週間の春休みをはさむからではないかと思う。春休みまでは、春休みを目標に「もうちょっとでお休みだ」とがんばれるし、春休みの後は、「さあ、後半戦は6週間だけだ！」と自分を盛り上げていける。それに比べ秋学期は、感謝祭のお休みまで休みらしい休みがなく、そこにたどり着くまでがものすごく長く感じる。感謝祭にたどり着けば、もう冬休みはすぐそこなのだが、如何せんそれまでが長いのだ。つまり、春学期では春休みがいい区切りになってくれているようなのだ。
でも、これからの4週間はそれこそ怒涛のように過ぎていくだろう。4週間と口に出していえばずいぶんあるようにも感じられるが、あっという間だ。いろいろ考えることもできないぐらいのスピードで過ぎ去っていく。まあ、速く過ぎてくれるのは、それはそれでかまわないのだが、学生にとっては、これからの4週間はやらなければならないことのテンコ盛りで、時間がいくらあっても足りないという感じだろう。特に5月に卒業を控えている学生の場合などは大変だ。トレバーさんのように卒論の口頭試問があったり、デニスさんのように卒業のためのプロジェクトがあったりと、ちょっとすごいことになる。それ以外の学生とて同じことだ。日々の課題をやっつけつつ、期末のプロジェクトに取り組む毎日なのだろう。
でも、残念ながら、講師の私が学生にしてやれることなどほとんどない。授業のペースを落としてやることなどできないし、期末プロジェクトをやめるなどということもありえない。講師の私に出来ることといえば、ただ、「あともうちょっとだから、がんばろう！」と事あるごとに声をかけるぐらいだ。実は、ここで「がんばれ！」と言うのではなく「がんばろう！」と言うところが味噌なのだ。と言うのは、期末に向けてなんだかかんだと忙しくなるのは講師のほうも同じだからだ。（ホントだよ！）大好きでやっているこの仕事も、今ぐらいの時期が一番つらい。じわじわたまってくる疲労感と花粉症に悩まされ、なかなか教案がまとまらずにいらいらするということもあるのだ。そんなときはいつも学生のことを思うようにしている。あいつらだってがんばって予習して来るんだからなと。そう思うと、ピンと背筋が伸びる気がする。
今は、焦る気持ちを抑えて、たんたんと走り続けるしかないのだ。ラストスパートのエネルギーを残しつつ、何とかペースを保って走り続けるしかない。あとたった4週間だ。お互いにがんばろう！
7 comments:
本当に四週間だけのことになっちゃったんですね。あまり卒業したくないのに。
皆さん、口頭試問に応援してくれてありがとうございます。よかったと思うけど、やっぱり卒業論文はまだまだです。
時間が経つのは早いですね。
そろそろこの授業が終わりますが、なんか懐かしい感じも出てきます。
先生、味噌ってこれは「得意とするところ」と言う意味ですが？
皆さん、一緒にがんばろう。
そうか、トレバーさん、私たちは唯口頭応援していますから、有難うとは言わなくてもいいよ（笑い）
そっか、あと4週間でこのメンバーでのブログもおしまいなんですね。寂しいなあ～。
明君さん、この場合の「味噌」とは、特徴とか、特色、ポイント（注意すべき点）っていう意味だと思います。
ところで、aridome先生は何の花粉症なんですか？ 日本ではスギ花粉症が猛威を振るってます。（私も）
英語の諺には「時間は楽しければ楽しいほど経過が早くなる」とありますが、私が思うに長々と続くように感じる秋学期と違い、春学期があっと言う間に過ぎ去る理由はこの学期が終われば4ヶ月もの長い夏休みが控えているからだと思います。秋学期後のたった4週間の短い冬期休暇は、夏休みに比べるとチョッと。。。まぁ、4ヶ月間であれ4週間であれ「休み」ほど早く過ぎ去るものはありませんね。休みこそ「光陰矢の如し」です！
教師という仕事の面白いところは毎年新しい生徒と出会って仲良くなることですが、大変なところは毎年の別れでしょう。
もうすぐ卒業する人は大学生活を最後まで楽しんでください。「卒業後はどうするか」といういつも聞かれる質問に負けないでね。（笑）
もう少しで今学期も終わるんですね~ 本当に時間が速いですね。。。いつも頑張ろうと思っているんですが、もっと力を出して一生懸命勉強しましょう~~^^＊
あみのっちさん、フォローありがとうございました。実は何のアレルギーか分かっていないのです。ただ、３月の終わりから４月いっぱい悩まされるのです。
ワンさん、あみのっちの言うように、ここでは「ポイント」という意味で使いました。
カバロさん、確かにそうかもしれませんね。夏休みが控えているからかもしれないね。
それにしてもマイケルさん、鋭い。学生は「巣立っていく人」で、こちらはいつも「見送る人」なんです。去年の５年生のときもつらかったもんなあ。
チュンさん、今でも十分に頑張ってると思うよ。だから、この調子をなんとかキープ出来るようにね。
ま、みんな、繰り返しになるけど、あと、たった４週間だよ。がんばっていこうぜ！
Post a Comment