昨日の授業で、村上の小説に対する評価がどうして高いのか色々討論しました。
確かに、小説のプロットは大変込み入っていないと思っていますが、ただ作家が描写される文章のニュアンスによって様々な感じが浮かび上がりますが、決して映画のようにはっきり目に見える具体的なものではないと思っています。
また、読者によって、感じられるイメージも様々ですが、しかし皆さんが言ったように、主人公は何時も友達に離れて、人づきあいをしたがらないみたいです。
後は奈良美智さんの絵と対照して、両方とも寂しい雰囲気を作り出しています。奈良美智さんの代表的な作品は大きな頭がある女の子(恥ずかしいけど、日本の名前は知りません)。
始めとき、是非HELLO KITTYのように可愛すぎる女の子だという先入観がありますがら、本当にびっくりしました。
つりあがった冷たい目、微笑みもない、しかし人の心を見通すように目がなんか寂しい気持ちを伝えるようです。
段々この醜い女の子が好きになってしまう。日本語でよく言えないけど、多分自分の気持ちがよく伝えるせいです。
不思議なことですが、村上の小説を読むと、そういう感じも出てきます。人が何時も孤独感に縛られますが、どんなに努力しても、理解してくれないこともあります。だから、この絵と村上さんの小説が極めて高い評価をもらえると思っています。
まあ、この絵を見てください。
確かに、小説のプロットは大変込み入っていないと思っていますが、ただ作家が描写される文章のニュアンスによって様々な感じが浮かび上がりますが、決して映画のようにはっきり目に見える具体的なものではないと思っています。
また、読者によって、感じられるイメージも様々ですが、しかし皆さんが言ったように、主人公は何時も友達に離れて、人づきあいをしたがらないみたいです。
後は奈良美智さんの絵と対照して、両方とも寂しい雰囲気を作り出しています。奈良美智さんの代表的な作品は大きな頭がある女の子(恥ずかしいけど、日本の名前は知りません)。
始めとき、是非HELLO KITTYのように可愛すぎる女の子だという先入観がありますがら、本当にびっくりしました。
つりあがった冷たい目、微笑みもない、しかし人の心を見通すように目がなんか寂しい気持ちを伝えるようです。
段々この醜い女の子が好きになってしまう。日本語でよく言えないけど、多分自分の気持ちがよく伝えるせいです。
不思議なことですが、村上の小説を読むと、そういう感じも出てきます。人が何時も孤独感に縛られますが、どんなに努力しても、理解してくれないこともあります。だから、この絵と村上さんの小説が極めて高い評価をもらえると思っています。
まあ、この絵を見てください。
8 comments:
そうですね。恥ずかしい話だが、私は村上のキャラクターと同じような気持ちを感じた経験があって、少し理解できます(その「僕」と違っていつものことじゃないとはいいけど)
だから気に入らないと思います。もう実の世界で体験したから読む必要もなくて読む気さえありません。実の世界のいいことを小説で再経験することは好きだけど、村上が書くことはちょっと。
奈良美智さん、聞いたことあると思うけど中々思い出せません。ほかの有名なことあるか知っているでしょうか。
本当に自分の心を見通すような目ですね。すげい。
男の同感のおかげか分からないけど、僕も「午後の最後の芝生」の主人公を関係付けます。彼の気持ちなんかよく理解できます。ニックさんも同じですか?
面白い絵ですね。
村上は確かに孤独感を描写します。主人公が車の中で暑さで脱水状態になって、酔いがさめ始めた場面は独りぼっちの気持ちを上手く感じさせます。
でもね、村上のキャラクターの特徴は孤独感だけのようです。自分の世界に浸って、活気がないし内省もしません。誰でもこんな瞬間(たまに時期)がありますが、人生をいつもすべて孤独感だけに煮詰めるのは私にもちょっと...
木曜日の授業は皆さんのいろんな意見を聞ける機会になって、本当に楽しかったです!!!皆さんは、全部それぞれの自分のはっきりした考えがある人たちなので、私が大好きなタイプですし、一緒にこのような討論が出来てすごく嬉しかったです。
カワイイ絵ですね~ でも、私はこんな文句を言わんばかりの表情はあまり。^^;;;
「最後の午後の芝生」は文章自体は平易なんだけど全体的には難解で、内容は私には理解しがたい出来事ばかりです。私の様なお子ちゃまタイプには全くわからない話しです。私が彼の作品を理解できる日は訪れるのでしょうか?
でも、村上春樹の作品は読んだ時の気分や時期(年齢)で感想が変化していく様な作品だと思う。そして、ワンさんが掲載してくれた絵も、その時の心理状態によって色々な見え方がする絵のように思います。
奈良美智の絵と村上の小説を関連付けるというのは、おもしろい発想ですね。
村上の小説は大学時代には全然読みませんでした。鴎外や漱石なんか読んだことないようなやつが、「これすげ~ぜ」と『ノルウェーの森』を薦めてきて、「文学」を語ろうとするのが我慢できなかったからです。ただの流行作家だろうと思っていました。でも、5年生を教えるに当たり、集中的に読み込むうちに、その考え方が少しずつ変わってきました。
確かに「僕」はその「浮き草」のような行き方にもかかわらず、セックスをする相手にもお金にもまるで困らないというのがちょっと気になった時期もあります。だって、「僕」と一人称で言われたら、どうしたって村上が自分自身のことを書いているような感じになるでしょう?でも、村上の書くエッセイをいろいろ読んでいくと、彼はずいぶんまっとうな人間だということに気がつきます。
先日、aridome先生に村上の本をすすめられたんですよね。「あいつ、そんなに悪いやつじゃねーぞ」ってね。で、立ち読みしたけど、やっぱりムリかもって思いました。(ただ、彼がそれなりにランニングのトレーニングを積んでいることだけはわかりました)
奈良さんの絵は、けっこう好きです。
最初に見たとき、あまりに怖くてゾッとしたんですが、明君さんのように見ているうちになんだか心ひかれる感じです。
奈良さんの描く子どもは、「冗談じゃねーよ」とか、「わかってないな」とか、「面倒くさー」とか、不満がいっぱいの表情をしているんだよね。私自身、子どもの頃はそんな不満だらけだったので、なんだか身近に感じるのかな。
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