Saturday, April 12, 2008

期末プロジェクト

もう、今学期も後2週間というところまで来ているのに、ぜんぜん暖かくならないね。例年、今の時期は半そでのシャツで授業をしているんだが、今年はそういうわけにはいかない。今日も今日で、なんだか肌寒くてすっきりしない土曜日だったけど、みんなはどう過ごしたのかな?「この期末の時期に皆さんは何をしましたか?」もないよな。「勉強以外に何をするって言うんだよ?!」と怒られそうだな。ごめんごめん。みんなが勉強なら、私は仕事だ。今日はみんなの期末プロジェクトの第1稿を読んでコメント書きにいそしんでいた。昨日は思いのほか忙しく時間が取れなかったので、今朝からやっていたわけだ。この週末は家内がいないので、一人黙々やっていた。

今回は時間の関係で、書き始める前に個人面談をすることができなかったので、どんな作文になるのか実は少し心配だった。特に、自由なテーマで書いてもらっただけに、なおさらだった。ブログは自由にかいてもらっているけれど、レポートとなるとまた別の話だからね。ものすごく大きなテーマを選んでしまったり、またその逆だったりすることがないかなとちょっと心配をしていたのだ。でも、読み始めてそんな心配は完全に吹き飛んだ。どれもみんな、力のこもった作文になっていて、本当に読み応えのあるものばかりだったからだ。第1稿目なので、まだ書き直しをするチャンスはあるのだけれど、「とりあえず出すから見てよ」という感じの作文は一つもなかった。それぞれ自分にとって切実なテーマを選んで、全力で書いてきていた。どの作文からも「これでどうだ!(シャカラーキ!)」という熱が伝わってきた。この期末の忙しい時期によくぞここまでという作文ばかりで嬉しかった。これでは私もいい加減に読んでいい加減なフィードバックをするわけにはいかない。「真剣勝負だぞ!」と、鉢巻をきりりとしめて読ませてもらった。

というわけで、結構すごい数のコメントが付いてしまったかもしれない。でも、そんなに気にしないで欲しい。今のままでも十分にいい作文なのだけど、次のレベルにいくために考えてもらいたいことを遠慮せずにコメントさせてもらっただけなのだ。何度も言うが、どの作文も5年生としては合格点だと思う。私の意地悪なコメントは、次のステージに上がるためのヒントだと思ってもらいたい、本当に。窓の外が暗くなってきて、ふと気がついた。お昼食べていなかったのだ。みんなの作文に引き込まれついつい食べそびれてしまっていた。

8 comments:

明君 said...

コメントの数が本当に多いです。
先生からもらった第1稿のフィードバックを拝見しておりました。
凄くがっかりしました、先生のエントリを読むと、心配は完全に吹き飛びました。(先生、この単語が好きです。有難うございます^_^)

Sohyun Chun said...

ここの天気は何か素晴らしい(?)です!!! 只一週間も心安らぎできなくて。。。
先生も夜ご飯が本当に遅くなりましたね。。。私は、今まで指摘された部分を直すため色々で工夫していますが、全然うまく進まないです。それで、朝も昼も夜ご飯も、、、ただSUBWAYサンドイッチの半分だけ食べたので、お腹が泣いてます^^;;;

mizube said...

コメントが多いのは私だけじゃないと聞いて少し安心した。(笑)

今日の天気はみぞれが降るみたい。4月の俄雨が5月の花を咲かせるって言われるけど、凍雨でも咲かせるのかな。

Wordsman said...

私も天気にびっくりしました。もうセントルイスの気まぐれな天気に慣れているはずなのに。いきなり三十度まで落ちるとは意外でした。私も半そでのシャツを着たいんですがね。

Anonymous said...

先生のエントリーは、とても励みになる様な内容ばかりでしたが、題名の「期末プロジェクト」というのは少し取っ付きにくい感じでした。昨夜タイトルを見るだけで疲れ、実際にエントリーを読むのが翌朝になってしまいました (^.^;)。

私的には、剃刀の設問にも出て来た「子供でもだます」様な題名、例えば「ベリー・ハッピー・エントリーだよ~!!」とか「期末プロジェクトはもうしなくて良いんだぞっ!!」などの方が「えっ?!?マジっすか??」と読者である私達に興味を一気に持たせると思います。(これは物事をいつも深く考えていない私の幼稚な意見に過ぎないのですが(^_^)v)。

Aridome said...

カバロさんの言う通りなんだよ。実は、エントリーのタイトル、もう少しひねりたかったんだけど、いいのが思い浮かばなくてねぇ。いろいろ考えているうちに、もういいやということになっちゃったんだよ。やっぱり、「やっほー」とか「みんな元気か?」とか、なんだか分からないタイトルにすればよかったかな。

さて、『剃刀』の「子供でもだますように」の「だます」は、「人をだましてお金を盗む」というときとまったく同じ意味かな?

あみのっち said...

皆さん、期末プロジェクト、お疲れさまでーす!
よく考えてみると、今の私と皆さんは、かなり似た状況にあるかもしれません。

もう死にそう……と思って原稿を出す→数日後、編集さんから電話。「面白かったですよ~!」と言われる→よかった~!とホッとしたのもつかの間、「じゃ、いいですか、最初から」と山のような修正を言い渡される→泣きながら原稿を直す(イマココ)

でも。
編集さんが注文をつけてきた修正には、やっぱりそれなりに意味があって。
ちゃんと直すと、最初に出したときよりもずっとずっと面白い原稿になるってわかっているから、がんばっています。
みなさんも、ファイト!

Aridome said...

あ、あみのっちさん、いつもながらやさしいフォローありがとうございます。やさしいフォローというのは、私にとっても、また、学生のみんなにとってもという意味です。

講師は学生にとっての「編集さん」だというのは本当に面白いポイントですね。お仕事がんばってくださいね。