Sunday, December 9, 2007

私がライターになった理由



皆さん、今学期のブログおつかれさまでした。毎日毎日本当に大変だったと思うけど、よく続いたね。これだけレベルの高いことを考え、読み、調べ、伝え、という作業をコンスタントに積み上げていくということだけでもすごいことだと思うけど、それを日本語でやってきたというのは本当にものすごいことだと思う。自信を持ってください。

さてさて、学期の終わりのエントリーはあみのっちさんにお願いしました。それでは、あみのっちさん、どうぞ。

あみのっちです。
9月から約4カ月、このブログをとても楽しく読ませていただいております!
SFファンタジー小説あり、BBQ指南あり、温泉情報あり。ゲームやお笑いの話で盛り上がったり、日本の古い映画や懐かしいドラマ、妖怪の話題があったり。それぞれのエントリがとてもバラエティ豊かでおもしろく、たくさんのことを発見し、考えるきっかけともなりました。皆さんが日本語を勉強中の学生さんであることや、私よりもうんと年下の人たちであることもすっかり忘れて、毎回ワクワクしています。

皆さんのように個性的で優秀な人たちが、日本語や日本に興味を持ってくれたことを、日本人のひとりとして本当に嬉しく思っています。どうもありがとう!
そして、みなさんのブログを読む機会を与えてくれたaridome先生にも感謝を申し述べたいと思います。さんきゅー!

私は現在、ライターをしているのですが、文章を書いて仕事をしていくことは、小さい頃からの夢でもありました。人付き合いが苦手で、本を読んでひとりで過ごすのが好きだったせいもあります。おかげで、小学校に上がる前には日記を書いたり、お話を作ったりして、大人たちに見せていました。大人たちは「すごいね!」ととても誉めてくれ、私は大いに自信をつけたものです。

いっぽう、私の兄は正反対で、本を読むのが大嫌い。いつも友だちと外で遊んでいるような子どもでした。幼少時代の兄はとても可愛い顔立ちで、性格も陽気だったため、大人たちの人気者でした。どこに行っても「ヒロ坊、ヒロ坊」とチヤホヤされていたんです。私のほうは男の子に間違われるような顔で、気難しい性格。同じ団地のおばさんに「お兄ちゃんは可愛いのにね」とか言われたくらいです。

大人たちの注目が兄に集中する中、私は子どもながらに考えました。「このままじゃヤバイ、あたしの立場がなくなっちゃう! でも、兄は字も書けないし、本も読めない。私が誉められるのは、文章を書くことだけ。だから、ここを伸ばすしかないんだ!」
そして、その通りにしました。その通りになりました。

字の書けなかった兄は、紆余曲折を経た後、なんと今、アメリカで日本語の教師をしています。人生ってわからないもんだな、と思います。
最近、私は「紫微斗数」という占星術に興味を持ち、勉強を始めたのですが、それによると教師は兄の適職。故郷を離れて成功、いい生徒さんにも恵まれるとのこと。ところが私のほうは、作家やライターとしての資質が、まったく現れていません。向いているのは占い師なんだって。え~~!? やっぱり、占いなんか当たらない? それとも、向いてないのにやっていけるくらい、運が強い!? 

……まあ、いいや。不思議な運と縁のおかげで、こうして皆さんのブログを読ませていただいているのですから。来学期も、楽しみにしています♪

Saturday, December 8, 2007

お疲れさまです!

やっと学期の終わりですね。冬休みは本当に楽しみですね。

今日のエントリーで、自分のピーアールをしたいと思っています。最近、音楽の関心が高まって、音楽生活に浸っています。そのため、新しいプロジェクトを先週に始めました。

これから来週、自分の一曲のビデオをとって、YouTube(ようつべ?)にアップロードするというプロジェクトです。先週に始めたばかりなのに、もう3枚をとりました。すっごい楽しいです。それから、自分のマイスペースフェースブックのホームページがありますけど、その上自分の(またピーアールのための)ブログもいたします。それは、とりあえずに http://ledenes.tumblr.com の方ですが、もうすぐ http://www.lawrencedenes.com にするつもりです。あそこのブログで自分の作ったビデオをつけたり、自分の思いやニュースを書いたりします。やはり、全部は英語にしますが、皆さんに見ていただきたいです。よろしくお願いします。

それから、ビデオの一つはこのエントリーにつけます。これは、ベン•フォルズという一番好きな歌手の「ボクシング」という曲です。「ボクシング」って、老いたモハメド•アリハワード•コセルの想像的な対話というないようですが、本当に素晴らしい曲だと思います。


今日のエントリーが遅くなってすみません。これは以上ですが、何か質問があれば聞いてください。それで皆さん、期末試験に頑張ってくださいね。

Friday, December 7, 2007

運が悪い一周

皆さん、今日は。今、図書館でPCを使って、この一周の失敗談を話します。一周で悪い目に会うことばかりですが、もうやる気がぜんぜん出られない気持ちになりました。
私の悪夢は先週の土曜日から始めます。まず、私の携帯電話がなくなりました。(確かに私は責任を持っていますから、バスに乗っていた時、ついつい居眠りを打ちました。)少し見つける見込みがあると勘違いましから、一日中は全部を使って携帯電話を一生懸命に探しました。やっぱり。。。。

また、火曜日の夜、不意に水曜日の発表のためのWORDが開かれなかったのですか。中には、3日を掛かって書いた資料と本を読んだノートですが。後、頭が狂うようにREPAIR SOFT をダウンロードしましたけど、やっぱり無理でした。
発表の時、思うように順調に進みませんでした。

そして、今日の早朝、重いコンピュータを負おう私は元気一杯に図書館に着きました。「これから、頑張りましょう」と決心して、宿題をしたい時、コンピュータがコンピュータは壊れました。直す可能性がないというわけではないですが、今忙しいところで、ちょっと面倒くさいが感じます。また、中にはいろいろな期末の試験とレポートに対する役に立つ資料がありますので、今、コンピュータを直さないと、なかなか勉強が進まないでしょう。

口から勝手に文句がでてしまう、すみませんでした。先生、ここでは、文句を言ってもいいですか?

神様、これから悪いことが出ないようにお願いしたします。また、皆さんはいい成績を取れるように祈ります。

Thursday, December 6, 2007

百鬼夜号の車

皆さん~今晩は。
また、夜になってしまって、本当にすみません。
少し寝ようと思ったのに、起きて見るともう夜になりました。

さて、今日は百物語の発表が終わった記念で、インターネットで偶然に見つけた写真を見せたいです。確かに、日本の妖怪に深く関心を持っている人だと考えられるんですが、それでも、こんなことが出来ると思いますか?感想してください~普通の車が百種類の妖怪に変身します~~^^;;;
   
下の写真を見たときは、ただいくつだけの絵を描くだろうとおもしましたが、次々、次の写真を見ながら、「この人、まさか、百の妖怪を描いてる?かな~出来るかな~」考えながら見て見ました。
  
ただ、写真だけを見ても、本当に時間の掛かるそうですし、大変な作業だと易しく分かることです。この人はどんなに妖怪の存在に関心と、愛情も持っていたらそんなことが出来るのでしょう~~^^;;; 不思議な感じでした。
  
ここには、載せてないですが、本当に百種類の妖怪を描いたそうです。このサイトには、妖怪の名前も1~100番まで、全部書いています。。。素晴らしいでしょう~ もう~すぐ完成になります~
  
こんなに小さな部分にも、抜けないで、完璧に妖怪が描いてありますので、やはり~~日本人の特有な「職人精神」が感じられました。

それで、やっと完成できましたね~ 日本人の作品のように、完璧で、欠点が見えないほど、きれいになりました。かわいいですね~ 日本人のユーモアも感じますが、でも、実際に乗ったら恥ずかしいだろう~~ また、この車の主人が書いた「お願い」も面白いので、見てください。
『皆様にお願い』
 
1.恥ずかしい場所で百鬼夜号を見かけても、どうかそっとしといてあげてください。他言は無用。
2.多車線道路を走ってる時に、百鬼夜号の前につけたり横につけたり後ろにつけたりして全面観ようとするのはヤメてください。危ないです。
3.まさかコレを盗もうなんて愚かな事をする人はいないでしょうけど、十円玉で傷付けたりするのもカンベンしてください(切実)。
 

Wednesday, December 5, 2007

暫定的な結末

今日は、皆さん。ついに今学期の「トレバーの冒険」の最後のエントリーです。どうなるでしょうね。



ビービービービー

「うるせい。」

ビービービービー

「うるせ~いな。」

ビービービービー

「止めろ。」

トレバーのかわいそうな目覚まし時計は突然向こう側の壁まで強く投げつけられた。しかし、拾った瞬間にトレバーの目が一ミリメータぐらい開いて時間を見てしまった。

「あ、遅れた。しまった。」

その朝、トレバーに起きるのは何とかいつもより大変だった。でも、授業に遅くて着くのはもっと大変だと分かって、急いでベッドから出てシャーツを着た。前日随分疲れさせることした感じがしたが、そういうことはしていなかった。少なくても、そんなこと覚えていなかった。

全速で授業まで走っていって、三十秒だけ遅れて着いた。しかしそれでもトレバーは失敗したと分かった。有留先生にとって、三十秒でも三十分でも、それは。。。

「遅いよな、トレバーさん」と先生は大変真面目な声で言った。

「申し訳ありません、先生」とトレバーは直ぐ答えた。「目覚まし時計が壊れてしまったみたいです。」

それは嘘ではなかったが、トレバーが言わなかった大切なポイントは時計が目覚ました後壊れてしまったということだった。嘘だったことはそのほんの一秒前言った申し訳ありませんという台詞だった。でも全部は無理だった。本当か嘘かにもかかわらず、有留先生にとって遅れてくるのは遅れてくるのだった。その事実はトレバーが先生の顔で読めた。先生は気が荒い人ではなかったから普通怒らないはずだったが、先生の怒った顔に遭ったら、大抵始末だった。大学の四年生だったからトレバーはそういう顔に遭った経験があったけど、その日には何とか考えられないほど大変だった。

「そして」先生は天罰を下すように言って、「昨日も来なかったよな。」

トレバーは唖然とした。「あの~、先生。昨日は日曜日じゃなかったんですか。」

有留先生は目を細めた。「曜日の名前忘れたか。昨日は月曜日だったんだけど。

えっとトレバーが思った。勿論、曜日の名前は忘れていなかった。質問を聞いた理由は日曜日は覚えたが月曜日からは記憶が全然なかった。月曜日はどこいっちゃったか。

「昨日はね」有留先生はトレバーの混乱している思考を中断して言った。「大切な宿題の提出の日だったけどな。

宿題かとトレバーは思った。あ、その宿題。トレバーはその宿題をしたことを覚えていた。少なくても月曜日のより記憶が明らかだったけど、月曜日は完全な空白だったからそれはあまり意味がなかったかもしれない。

「申し訳ございません、先生。その宿題もうしましたけど、部屋に置いてきました。直ぐ取りに行きます。」

先生がまた叫べないうちに部屋から速く出た。その宿題は後でメールで送ったら同じ結果だったが、トレバーはゆっくり考えられる時間が欲しかった。何で月曜日がなくなったかと思った。パーティーの後で記憶が悪くなった経験はあったけど、完全に一日を失うことは信じられなかった。そして月曜日にその大した宿題があったから日曜日の夜パーティーに行かないはず。。。だろう。

自分の部屋に帰った来た時、コンピュータの電気がもうついていた。画面では宿題がもう開けてあった。トレバーがタイトルを疑わしく読んだ。

「言霊:現代の世界では信じる人いるか。」

トレバーがもっと混乱になった。宿題を書いたと覚えていたが、そのものは書かなかったと思うしかなかった。まず、言霊はどういうことかとは分からなかった。しかし、タイトルの下に自分の名前が書いてあった。そしてその下に。。。

「研究助手:アレックサンドラ・メンデル。」

それが一番分かりにくいポイントだった。宿題のために研究助手を雇うとは思わないし、そういう名前がある人に一度も会ったことはなかった。

「誰だな、この謎の人」と声に出して言った。

疲れていたからその問題と取り組む意志はなかった。ただ宿題をプリントして、それを取ってもう一度有留先生の酷く怒っている顔に遭いに行った。



さて、皆さん、どう思いますか。やはりそれは何の結末ではないと思って作者に腹が立つでしょう。実は、この話を来学期も続くつもりです。うまくいけば皆さんの質問に答えが出ると希望します。これからトレバーは何の冒険をしますか。「言霊」という事に二度目あいますか。その一度現れた「団長」はこれからもっと大切な登場人物になりますか。有留先生はまた登場しますか。今では私もこの質問の答えあまり分からないけど、来学期で見ます。楽しみに待ってください。

Monday, December 3, 2007

冬休み

冬休みはどう過ごしますか。私は期末試験の翌日から3週間スウェーデンに行きます。

スウェーデンはどんな国でしょうか。わたしの想像では、まず、何処に行っても美人女優がいます。


男も格好良いし、テニスが上手です。

下のビデオを見て、男は皆格好良いというわけではないことに気付きました。でも、ストックホルムのディスコが賑やかです:


料理はベリー、ミートボールとトナカイの肉が主です。ケーキも人気です:


美味しそうですね。

いかがですか。皆さんのイメージと合っていますか。合っていないなら、スウェーデンに対するイメージは何ですか。

Sunday, December 2, 2007

グッバイ、サンタ


今日のエントリーは去年のブログに書いたものなのだが、ぜひみんなにも読んでもらいたいと思い、もう一度のせることにした。

みんな既に知っているように、我々日本人はキリスト教であるか否かにかかわらず、たいていみんなクリスマスを「楽しむ」。クリスマスツリーを飾り、クリスマスケーキを食べ、プレゼントを交換する。日本でもやっぱりクリスマスと言えばサンタクロースだ。もちろん我が家にも毎年サンタはやってきた。クリスマスイブの晩には、サンタがいつ来るのか確かめてやろうと頑張って起きているのだが、子供のこと、ついつい眠さに負けその思いを果たせたことはなかった。当時の我が家は煙突のない団地住まいだったので、いったいサンタがどこから入ってくるのかは全くの謎だったのだが、だれにも知られることなく、間違いなく毎年しっかり彼はやってきて、私と妹の頼んだおもちゃを律儀に枕元においていってくれたのだった。そう、あのクリスマスまでは…。

その年のクリスマスにサンタに頼んだものは「野球盤」だった。「野球盤」といってもみんなには何のことかは分からないと思うが、はやい話が野球のゲームだ。小さいスタジアムの中、ピッチャーが転がしたボールをバッターが打つという、今のコンピュータ・ゲームに比べるとなんとも原始的なゲームではあったのだが、当時はものすごく人気があり、ほとんどだれもが持っていたと思う。親友の中田君も角谷君ももちろん持っていた。家に野球盤を持たない私は、ジプシーのように友達の家々を渡り歩いては「野球盤」に興じ、それこそ「身も心も全て捧げます」というくらいのめりこんでいた。もちろん私は両親に何度も何度もこのゲームのすばらしさを説き、このゲームがあれば私だけでなく、家族全員がハッピーになれるのだと力説した。だが、簡単におもちゃを買ってくれる彼らではない。何度頼んでも、「だめだめ。そういうのはサンタさんにお願いしてみなさい」と言われるのがおちだった。私は焦った。クリスマスまで待てないのだ。級友たちは日に日に腕をあげているのだ。やつらは、私が帰った後も、夕食前まで、いや、夕食後も「野球盤」ができるのだ。自宅に「ホームグラウンド」を持たない私は満足のいく練習が出来ないではないか。でも、仕方がない。うちの親は一度「だめ」と言えば「だめ」なのだ。私はあきらめてサンタに全てを託すしかなかった。

毎年クリスマスは待ち遠しかったが、このときほど、待ち焦がれたことはなかったと思う。私にとっては生きるか死ぬかぐらいの問題だったのだから。ちょっと考えてみてほしい。みんな子供のころ、「任天堂」や「プレステ」で遊んだだろう?友達の中に、そんなゲームを持っていないやつが一人でもいただろうか?「野球盤」を持たないというのは、それくらいつらい身の上だったのだ。

かくして、問題のそのクリスマスはやってきた。いつも以上に興奮して起きていたはずだが、やはりその晩もサンタには会えなかった。朝、目を覚まし布団からはね起きて枕元を見るときちんと包みが置かれていた。でも、少しおかしい。野球盤は平たいはずなのだが、枕元の包みは丸いのである。「ははあ、サンタのやつ妹のものと間違えたな」と妹の枕元を見たが、妹の包みも野球盤にしては小さすぎる。私はとりあえず、自分の枕もとの包みをあけることにした。が、包みの中からぬっと姿をあらわしたものは…サッカーボールだった…。サンタは私のかくも真剣な、切ないまでの願いを聞き入れてはくれなかったのだ。

私は泣いた。声を限りに泣いた。簡単に2時間は泣き続けただろう。私の泣き声に起きてきた父が、「そんなことで泣くな」と怒ったが、そんなもの私の耳に入るはずもない。私は前にも増して激しく泣き続けるだけだった。両親ともはじめは泣き続ける私を「やかましい!」としかりつけていたのだが、私があまりにも泣き続けるので、「サンタさんは、きっと部屋の中でばかり遊ばずに、外で元気に遊んでもらいたかったんだよ」などとサンタのスポークスマンのようなことを言ってなだめようとした。その時だったと思う。私は、けっして言ってはいけない一言を言ってしまったのだ。
「おれは、もう、サンタなんか信じられねーよ!!!」

私が絶望の涙の中からしぼり出したその言葉は、サンタの耳にも届いたのだろう。その年を最後に、彼は私のもとには二度とやってこなかった。その日泣くだけ泣いた私は、だれもいない団地のグラウンドで一人、サンタのくれたサッカーボールを蹴ってみた。ボールはポーンと乾いた音をたて、冬の鈍い光の中をとんでいった。あれから何年目になるのだろうか。今年も、もうすぐクリスマスが巡ってくる。

Saturday, December 1, 2007

リズムゲーム

今晩は。皆さんの期末試験などはどうでしょう。結構大変じゃないでしょうか。頑張ってね〜

私のアパートで、テレビゲームで遊ぶ事が多いですね。でも、ルームメートたちは皆違うジャンルのゲームが好きです。スポーツかロールプレーイングか冒険のゲームが好む人もいます。でも、自分は(やっぱり音楽が好きだから)リズムというゲームが好きです。「ギターの英雄」というゲームで今月まで毎週2、3時間ぐらい過ごしました。

しかし、感謝祭休みで新しいリズムゲームを手に入れました!「ロックバンド」です!「ロックバンド」でギターだけでなく、ベースもドラムもボーカルも4人で遊べます。ありよく、4人住まいですねぇ〜

私たちはいつも本当に数人の前に演奏をしてるように本気でやっていますし、すっごく楽しいですよ。
...って感じですね。私たちの写真がないけど、うちでも同じように跳ね回る事が普通になりました。隣の人にうるさいと思うけど、文句などはまだありません。皆さんは、興味があれば、是非うちに遊びにきてください!「The more the merrier」(友人はいればいるほど、楽しい)じゃないですか。

それから、前にボストンにての写真を皆さんに送りましたが、ローレンスが出ていなかったという事でしたね。でも、先日友人にローレンスが出る写真を送ってもらいましたので、皆さんに見せたいです。
この最後の写真は火事が起こったときにとった物です。見にくいですけど、僕たちの後ろに消防車があります。

ところで皆さん、お願いがあります。僕は姉の結婚式ともう一つの結婚式でピアノを引く事になりましたが、どの曲をしたらいいでしょうか。特に好きなラブソングなどがあれば、教えてくださいませんか。

Friday, November 30, 2007

ドラゴン桜





さてさて、今日は「ドラゴン桜」と言うドラマを紹介しましょう。この_ドラマは学生たとは「何の為に勉強をするのか」という重大問題を検討しました。
言うまでもなく、日本の『受験戦争』は世界中で有名ですが。元暴走族の先生は一年で学生に東大に合格させる物語です。以前の学園ドラマと違って、このドラマの先生はいつも『社会と現実はどんな残酷なものだ』と生徒に示しています。
もちろん、三流高校の学生は将来性がないと誰でもそう思っています。先生は何時も「努力すれば、誰でも東大に採用される」など学生に元気させる話を言いました。
例えば、「社会のルールは頭のいいやつが作り,頭のいいやつに都合がいいようにルールを作っている。逆に都合の悪いところはわからないように隠している。頭を使うのを面倒がっているやつは一生騙されるようになっているんだ。それが社会のシステムだ」など学生の学習意欲を出せる話も時々出てきました。
ちなみに、このドラマも漫画として出版して、それからドラマとして登場します。日本では、そういう現象が多いですねぇ、これは何の原因ですか?

Thursday, November 29, 2007

他界に通じる『便所』 


皆さん~^^* 今晩は~、今日は天気がよかったですね。期末プロジェクトの勉強に落ち込まれて、今日のブログも妖怪の話になりました。ふふふ~ 韓国の怖い話には、便所がよく登場して、私が子供の時には、外が暗くなると便所に行くのが本当に怖かったでした。ですが、今回のプロジェクトの準備をしながら、日本でも便所に関する怪談の話があることを分かって、面白いな~感じました。また、便所という場所が持つ意味について説明があって、その内容を紹介します~~^^;;;

現代では、トイレと呼ばれることが多い便所は、昔は厠(かわや)、雪隠(せっちん)、閑所(かんじょ)などといわれ、神聖な場所と考えられてきました。そこは、他界から現世に通じる通路と考えられていて、「便所神」が宿っていると信じられてきたのです。

石川県金沢市では、新しく便所を作るときは、甕(かめ)のしたに夫婦人形を埋めて「厠神」とします。宮城県仙台市では便所の隅(すみ)に棚を作って「閑所神」を祭り、岐阜県でも便所の隅の柱に厠神を祭って花を、広島県では正月に「雪隠様」に祝い餅を備えます。

便所の神さまは、子どもの出産に大きな役割を果たします。お腹に子どもがいるあしだに、便所をいつもきれいに掃除しておけば、きれいな子どもが生まれるといいます。また、生まれてから七日目の七日祝いには子どもを便所に連れて行く、「便所参り」の行事を行うところもあります。

その理由で、他界からの通路とも考えられている便所は、妖怪もよく現れるとされます。『河童』(かっぱ:水の妖怪)の手が下から伸びてくるのも、現代の学校で妖怪が現れるのも便所なのです。

Wednesday, November 28, 2007

対決

今日は、皆さん。今度の話の部分が山場だから、随分長くなってしまいました。すみません。


車から出て、トレバーと謎さんが亜中近東言語文学のビルへ走っていった。「一人一人でフリードマンを探す」と謎さんが言った。「もし、お前が見つけたら私を呼べ。一対一で対決するな。お前が倒せないから。」

トレバーにはそのつもり全然なかった。一対一で対決したかったとしても、無意味な命令だった。「探す必要がないと思うよ」とトレバーがゆっくり言った。「もう直ぐそばに立っているから。」

トレバーが言ったとおり、フリードマンはビルの入り口の近くに立ち止っていた。何かを待っているようだった。「ふふふ」とイライラさせる笑い方を前と同じように続けた。「漸く来たんだな。面白いのはここからだ。」

「何のつもりだ」と謎さんが叫んだ。雷雨がもうなくなってしまったから叫ぶ必要はなかったが、多分劇的な対決だったから叫ぶしかなかっただろう。

「これは何か知ってるかい」とフリードマンは分厚い本を持ち上げながら聞いた。「森鴎外の歴史小説だ。これを使うつもりだ。」

「それに何の力があるかい。」今度叫んだのは謎さんではなくてトレバーだった。その会話に参加するつもりはなかったが、マーカス先生の授業のためにその歴史小説を読んだことがあったから好奇心が強すぎた。

「ふふふ。」毎度フリードマンがそういう風に笑って、トレバーは段々そいつの顔をぶっ飛ばしたくなった。謎さんもそうかもしれないが。「この小説を書いた欧外の目標知ってるかい。歴史と小説の境を取り壊したかった。そのつもりでこの小説を書いた時にこれは歴史だと思ってた。でも、何のように書いたか、何思ってたかにもかかわらず、結局は作り話だった。作者の素晴らしい創造性によって、歴史でもあって作り話でもあった。鴎外が思わずにこの小説で歴史を書き直してた。だからこの本、この言葉に歴史を創造する力がある。生憎だが、歴史をそのままに書きたかった森鴎外が俺に歴史を変える物を与えた。」

その長い説明はトレバーに一言も通じなかった。ただ一つの事分かった。アニメなどに、そういう風に素晴らしいという言葉を使う人はほとんどいつも悪人だ。フリードマンはもうトレバーを誘拐しようとしたから悪人だという証拠はいらなかったとも言えるが、素晴らしいという言葉で確認した。

「説明してくれてありがとうね」と謎さんは皮肉な声で言った。それからニヤニヤしながら、「そして随分時間を無駄にした事にも感謝したい。そうしなかったらこれを書くチャンスはなかったね。倒れる。」

「ふふふ。」言うまでも無い事だが、フリードマンは倒れなかった。「この本を持つ限り、歴史を制御するのは俺だ。その簡単な技は何もしない。」全然平気で本のページを捲った。「何のように歴史を変えようかな。さぁ。天災か。」

「また雷雨か」とトレバーが呻いて言った。

フリードマンは意地悪な笑みを浮かべた。「いや、それよりもっと面白いのを考え出した。火山。」

ワシントン大学はアメリカの中西部のセントルイスにあったから、勿論火山があるはずは全然ない。でも、言霊の力を段々信じるようになっていたためか、地面が轟き始めることにトレバーは思ったほど驚かなかった。それから立つ事が難しくなって倒れたから、地面がパックリと裂けたことは見なかった。数秒後地面の震えがそんなに激しくなくなって立つ事が出来た時に物凄く熱い不気味に泡立っていた溶岩でいっぱいの噴火口の隣にいた。

「あの~」とトレバーは溶岩を見ながら言った。目が痛くなったが、見ない事が出来なかった。「これに何の価値があるか。」

「試験だ」とフリードマンが答えた。トレバーはよく分からなかったが、フリードマンも少しびくびくしていたかもしれないと思った。「そして、言うまでも無いけど、ここでお前たちが死んじゃう。日本語のイラプションという言葉を思い出す時にね。」その最後の文章はもっと小さい声で言ったから他の人に聞こえて欲しくなかったはずだが、トレバーには聞こえた。

「オイ」と謎さんはトレバーの腕を掴んで言った。「この紙を読め。フリードマンを倒す方法にそれしかない。」

トレバーはまた振動で一寸フラフラしていたから、「何の紙か」と聞いた。

「馬鹿」と謎さんがイライラして答えた。「ここで意味がある紙は一枚しかないだろう。」

突然気がついて、トレバーは持っている紙を顔まで持ち上げた。文字が明らかに見えた。「もう、読める」と小さい声で言った。「でも、読んだらどうなるか分からないと言ったじゃないか。」

謎さんの表情が和らいだ。「いや、もう分かる」と聞こえないほど小さい声で言った。

トレバーにその台詞の含蓄には気がつかなかった。「でも、僕に言葉を読んで力を使う能力がないと言っただろう。」

「そうだね。」謎さんが一瞬ぐらい考えた。「じゃ、一緒に読もう。」

「でも、僕が何の結果出せないから読む必要はまだ分からないけど。」

謎さんが普通の怒っている顔を付けた。「この状況分かるか。時間がない。いつかフリードマンが噴火という言葉を思い出すはずだ。」

その時には叫ばないほうがよかったかもしれない。「そうだったね」とフリードマンが悟ったように言った。「噴火。」

「読め」と謎さんがトレバーの耳に叫んで、二人は一緒に紙に向いて読んだ。

「伝えたい事がもう重過ぎて。このまま潰れちゃいそうです。」

謎さんが紙から目をはなして、疑いを抱く声で「何これ」と聞いた。

こんなに困った紙は結局こうだとトレバーが思った。信じられない。恥ずかしい声で「歌詞だ」と答えた。

「何の歌詞。」

「あの~、アニメのテーマの歌詞。」

謎さんが眉毛を上げた。「それが授業の宿題か。」

「だから何を書いていたか分からなかったと言ったよ。」

いきなり目が丸くなった謎さんが「オイ。見ろ」と言った。

トレバーが振り返って、驚いた。フリードマンが倒れた後に立とうとする姿を見た。潰れたかとトレバーが思った。こんなのにも力があるか。

「続けようか」と謎さんがニヤニヤして提案した。

「言葉に出来ない気持ち多すぎて。届かないよ、あの人まで、近くて遠い距離。」

もう一度世界が震え始めた。しかし今度は地面だけではなく空気も震えているように感じた。そして周りがぼやけたようになって、近いところしか見えなくなった。

「えっと」と謎さんが躊躇って言った。「後で言うチャンスがないと思うから今言っておきたい事があるが。」トレバーからの返事を待たずに話し続けた。「お前が好きだ。」

どうしてこの女がいつもこんな状況でこんな話をしたいかとトレバーが思った。僕の頭の中で、そして今の世の終末みたいなところで。随分落ち着かない気持ちで、「悪いけど、その愛に報いられない。僕は一目ぼれを信じないからね。」

謎さんが優しく微笑んだ。「そう思った。しかしまだ知りたかった。じゃ、これを読みきろう。」

「どこまでも青い空、同じように見てるのに。あなたには曇り空、見えてる気がしちゃう。」

あたりが突然暗くなった。トレバーにはその紙と謎さんの顔が見えたが、それ以外世界が黒かった。なんとなくトレバーは紙を読んだ後に謎さんがなくなるかもしれないということを心配し始めた。どうしてか分からなかったが、きっとそうなると思った。言ったとおりに謎さんと恋に落ちていなかったが、なくなるのは悲惨だと思った。この気持ちをどう言えばいいか分からなかったから、ただ「あの~。そろそろ本名教えてもらえるか」と聞いた。

謎さんは躊躇した。「アレ。。。アレ。。。」

「あれ。何。どこ」とトレバーは言った。フリードマンがまた襲う事を恐れてどこも見たが、やはり何も見えなかった。謎さんが何を指摘したいか分からなかったから読むしかないと思って続けた。

「グルグル回る。グルグル回る。グルグル回る。グルグル回る。」頭が回っているような感じがして、読む事に集中する事が難しくなったが、頑張って読み続けた。「フラフラな振りしてあなたの胸に飛び込みたい。」読めば読むほど謎さんの声が小さくなった。「グルグル回る。グルグル回る。グルグル回る。グルグル回る。」

トレバーは大変むかむかして吐き出しちゃうだろうと思った。そこでもう続けないと思って、諦めた。しかし、その瞬間に、フリードマンの声が聞こえた。「噴~

読め」と謎さんが必死に叫んだ。

「ふわふわに、浮かぶ私今日も、一人~」

そこで行が終わらなかったが、トレバーがあまりにも驚いて止めなければ行けなかった。周りが白くなっていた。全部が消されていた。謎さんもいなかった。フリードマンもいなかった。火山もなかった。トレバーは一人だった。極めて空っぽの感じがした。静けさを破るために最後まで読みきった。

「雲の上。」

頭の中が濃霧のような物に満たされて、トレバーは雲に乗ってどこかへ漂い去るように意識を失った。



続きを楽しみにしてください。来週は結末。。。かな。

Monday, November 26, 2007

バーバラ・スタンウィック

2007年はバーバラ・スタンウィックの生誕100年祭です。スタンウィックは20年代から80年代まで活躍したアメリカの女優です。メロドラマ、スクリューボール・コメディー、フィルム・ノワール、西部劇のさまざまな幅広いジャンルを楽々といい演技をしました。善人であろうか悪人であろうか、演技は知性に根差しています。強靭だけど脆弱な役は特に上手かったです。



今回スタンウィックの代表的な映画をいくつか紹介したいと思います。偶然ですけど、紹介する映画は全部40年代の映画で、スタンウィックの役は攻撃者である。

深夜の告白
フィルム・ノワールの映画には怪しい魅力を持つ女は必ず出るものなんです。「深夜の告白」でスタンウィックの熱演はファム・ファタールの基準を定めました。(あの金髪の鬘も映画の歴史に永遠に残るでしょう。)

生命保険金を得るために保険セールスマンのフレッド・マクマレイを唆して夫殺しを手伝わせます。下のシーンは夫を殺した後です。保険会社に怪しまれないように二人の陰謀者は公衆な場所でこっそり会います。請求は却下されさうなので、マクマレイは勇気を失っているように見えます。でも、スタンウィックはそんな簡単に諦めるわけないです:

レディ・イヴ
この映画でもスタンウィックは犯罪者です。父親と一緒に豪華客船に乗って、カード詐欺でお金持ちからお金を盗む生き方をしています。ビール会社の財産相続のヘンリー・フォンダは爬虫両生類学に熱心でアマゾンでの一年間の蛇の勉強から帰っている所です。スタンウィックに狙われた単純なフォンダは蛇に詳しいけど、女知らず。

下のシーンでは、フォンダのペットとして飼っている蛇は籠から逃げ出しました。混乱をきっかけに、スタンウィックが誘惑をし続けます。

教授と美女
「教授と美女」は白雪姫と7人の小人の話に基づいたコメディーで、私の大好きなスタンウィックの映画です。7人の高齢の学者は百科事典の編纂しています。それに、英語学を担当している若いゲーリ・クッパー。俗語は理解不足を突然気付くクッパーは、ダンサーのスタンウィックのクラブに勉強のために訪れます。色んな事情で、スタンウィックは逃走しなかればならないようになって、学者の館に隠しに入ることになります。館の介護者のおばさんには好かれていないが、学者のおじさんに人気者です。

下のシーンでは、介護者の圧迫で、クッパーはスタンウィックを館から追い出そうとする。勉強に熱心なクッパーはスタンウィックのことが好きだけど、彼女は仕事を邪魔していると思っています。でも、スラングの名人のスタンウィックはまだ教えてあげられることが沢山あります。例えば、「Yum Yum」の意味...

Sunday, November 18, 2007

土曜日について

皆さん、土曜日のエントリーが遅くなってすみません。m(__)m

実は、昨日ローレンスの愛用コンピュータがさっとだめになっちゃいました。それから、コンピュータを直すために、アップルの店で4時間以上過ごしましたけど、ローレンスも店員もどうしてこんな突然に故障になったか分かりませんでした。結局、ハードドライブを変えなくてはならないと伝えられました。それから、一週間もたてばコンピュータを取り返します。ローレンスは渋々同意して、愛用コンピュータを渡しました。アップルの店を出ると、もう暗くなっちゃいました。なんと気持ち悪い日でしたね。

もうさびしいですよねぇ。。。

今、図書館でPCを使っています。しかし、この5,6年前からマックしか使っていないローレンスにちょっと大変ですが、努力します。皆さんはPC使いますか?マック使いますか?

自分はPCが嫌いだというわけじゃないです。幼いときにいつもPCを使っていましたけど、どうしてマックに転向したか、やはり「マックはきれいだな」って外面的な理由だけです。今も、特別な理由もないですが、マックに慣れてるし、iPodにも使いやすいですからマックのほうが好きです。

今日はちょっと短いですが、昨日の障害のせいで、時間が少なくなりました。すみません。

では、皆さんの良いサンクスギヴィング休みを。

Friday, November 16, 2007

「雪中の美人」のあらすじ


皆様、今晩は。以前と違って、今日はドラマを紹介しないで、この前の「百物語」の内容を紹介しますが、少し将来の発表を準備します。さてさて、始めましょう。

これは北の方に住んでいる人によった物語です。これは昔々の話です。ある日、雪が山のように積んでいます。ある農民は地主を助けて雪をきれいに片つけていた。しんしんと夜が更けました。家に帰ると途中で、突然に廃れたお寺の前に、一人の美人を見ました。あの美人は立ち去ることがないで、そのままに寒い夜で立っています。
彼女は本当に美人です。目がピカピカして、真っ黒い髪を結んで、何か人形みたい女の子です。本当に田舎ものではない、上品なお嬢様みたい女の子です。
「えっ、なんだろう。可笑しいじゃん。その寺には誰もいないのに。」農民はちょっと不思議な気持ちになりました。
「すみませんが、どうしたの?この辺にはだれもいないの」農民は彼女へ声をかけました。
「ああ、そうでしたか」と薄くてきれいな服を穿いてる彼女そう言いました。
何か長い時間そういうふうに立っているせいか、顔が真っ白になりました。
「どこへ行きますか?夜になった、この辺は危ないですから、さっさと帰ろう。僕は送ってあげましょう。」農民は親切にそう言いました。
「あたしもどうかいけばいいのか分からないですか」彼女はそう言いました。
「このままここにいたら、凍えしんでちゃっう。」
「もしよかったら、僕の家に暫くに行きましょう。家はめちゃくちゃけど、ここより増した」農民はそういうふうに進めました。
彼女は何も言わずに農民と一緒に帰りました。
農民は女の子を連れて帰ると、昼の疲れも忘れました。
家の中、農民は薪を分かて、火を起こして、風を防ぐために、目貼りで隙間を埋めました。
鍋の中で、煮物を一杯準備して、水を取ってお風呂の準備をしていまいた。
女はずっと黙って、部屋の隅にしゃがんでいます。
「あなたは酷いじゃないの。僕はいくら進めても、炉辺には寄らないし、ご飯も食べないし、その上、わたしはわざわざ谷川から取った水で準備しているお風呂もはいらたくないでしょう
「卑しい田舎の家ですから、あなたのような上品の気に合わないでしょう?」
「こんなに好意に無駄になると、とんでもないでしょう」
農民は怒ったみたいに大声で悪口を言いました。女はそういう話を聞いて、頭を垂れて、うつむきました。
「それでは、お湯をいただきます」とバスルームの中に入りました。
それあと、いつまでも女は上がってこない。初めに聞こえていた水の音もぜんぜん静まり返っています。
心配になった男が窓を開けると、ひとかげもない。ただ、湯船の中には、櫛が浮いていた。
それから、暫く後、男はあるの門の前を通る時、女が立っているようです。「あの女だ」と思って、駆け寄れば、ただ身長の程つららがあります。このつららは折れて雪中に突き刺さったものです。

Thursday, November 15, 2007

日本の鬼の話をしましょう~(@@;;)

皆さん、今晩は~~^^*

皆さんは、期末プロジェクトのトピックが、“百物語を分析”で先生から決められた時、どんな考えをしたんですか?私は、面白そうだな~~と思いながらも、あまり研究とか分析出来ないだろうと思って、自分の感想ばかりちゃんと書こうと思いました。

でも、最近、資料を少し探してみると、私の考えが勘違ったのを分かるようになりました。日本の鬼、妖怪の研究は思ったより本当に進んでいるらしいで、すごいな~~と感じました。その中で、妖怪の研究をDBしているインターネットのサイトも見つけました。資料の内容は見られませんが、日本はこのように多様な文化研究が進んでいて、本当に素敵だと思います。

国際日本文化研究センター: http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiDB2/index.html


さて、私が担当した百物語の背景は、武士の古い屋敷でしたね。さらに、夕方ごろでした。 ここに、ひとつのポイントがあると思っています。皆さん、皆さんの百物語の妖怪、鬼は、いつ現れたんでしょう?


答えは~~鬼は季節や日に関係なく、いつでも現れます~^^;; それでも、特に、よく姿をあらわすのが、秋や冬など、太陽の光も弱々しく、あたりの様子がなんとなくもの悲しい感じのする季節です。 そして、一日のうちで鬼が現れるのは、夕暮れどきか明け方が多いといわれています。この時刻は昼と夜の境目の時間で、太陽の照る白日の世界と暗闇の世界が交代する時間でもあります。


そして、真っ暗ならば、人間が鬼の姿を見ることも出来ないし、怖がってもらえませんですね~。それに、あまり明るくても、神秘性がなく、恐れ驚いてもらえません。そこで鬼は、かすかな薄明かりのあるそんな時間に出てくるのです~^^;;;(この話から私の期末プロジェクトが始まるそうです~^^~)


あみのっちさん、先生はもう怖がり屋ではないかも知れません。。。先生は百物語の面白さに夢中になさっているようです~~^^;; 私たちの期末プロジェクトはどうですか?面白そうでしょう~~^^~

Wednesday, November 14, 2007

中断

今日は、皆さん。いつも話の前に何を言うべきか分かりませんね。大体ただ「話の続きです」と書きますが、本当にそれでいいのかな。


やっぱりわけが分からないことしか起こらない、この世界ではとトレバーは思った。でも、この世界って今僕の頭の中だから、僕は狂っているだろう。少なくてもここから狂うはずだ。

「あの~。どうしてこれをするの。」

謎さんは止まって、相手が凄い変人だという顔でトレバーを見た。しかし、まだニヤニヤしていた。「な~に、お前は」と遊び半分の声で聞いた。「いつもいつも説明くれ説明くればっかり言うな。こんな状況分かりやすいじゃないか。」そしてまたトレバーの方へ決心の目をつけて進んだ。

分かりやすいだけどねとトレバーは思った。実は、どうして説明が欲しかったかトレバーも分からなかった。普通のトレバーは、そんな状況に女を止めようとする人を見て、何の馬鹿だ、お前とか思われるだろう。ただ、その時に、少し心地がよくなかった。でも、女を止めるのはトレバーに果たして無理だった。凍ったように立ってドキドキしていた。

しかし、ドキドキはなかった。その瞬間にビーっビーっとしか聞こえなかった。それから謎さんが直ぐ止まって、「どうして今に」と大変憤慨して叫んで、携帯電話をポケットから出した。トレバーは本当にただ頭の中に携帯を使うのは癌を引き起こすかと思った。

「何」と謎さんは驚いたように言った。「時間がないな。機械を止めろ。」

「待て」とトレバーは少しパニックして言った。「行き成り止めれば何の結果」と言い始めたが、中途に頭の中の景色が黒くなって、前と同じ随分気持ち悪い感じがした。でも、何の後悔することもしなかったからちょっと安心した。そこで止まらなければ何が起こっただろうかとは分からなかったが、頭の中だったし、記憶に焼きつくはずだったから、何もしなくていいと思った。

数秒後、歯科医院のように怖い椅子に戻っていた。謎さんは焦りいっぱいの顔でトレバーを見下ろしていた。それは僕が知っている謎さんだなとトレバーは笑って思った。

「何が可笑しい」と全然ふざけない謎さんが聞いた。「時間がないよ。来い。」

「どこへ」とトレバーはふらふらと立って聞いた。機械の為か謎さんの変な行動の為か知らなかったが、世界が回っていた。

「またワシントン大学へ」とそれが当然だと信じているように答えた。

「また大学か。プロデゅーサーが一つのセットしか払いたくない感じがするな。どうしてまたワシュユーに。」

「マーカス先生と知っている。」

「うん。」実は、ワシントン大学にマーカスという教授は二人いたが、トレバーは次の質問で分かると思ったから確認しなかった。

「その人何を研究しているか知っている。」

「あの~。森鴎外だったか。」

「そう。あのフリードマンがマーカス先生のオフィスから大切な森鴎外全集を盗んだ。」

「えっ。でも、森鴎外、とてもつまらないじゃないか。どうして大切か。」

「ま、私達もそう思ったが、フリードマンが盗んだから力があるはずだ。」

「フリードマンか。倒しただろう。」

「そうだね。」謎さんの真面目な顔に少し心配のような物が出てきた。「まだ意識不明なはずだがね。誰かに起こされたかもしれない。おそらく」と言葉尻を浮かせて突然真剣な表情を再びつけた。「時間がないと言っただろう。どうしてここで質問で時間を無駄にしているか。もう、全部車の中で言えるのに。」

トレバーを待たずに出口へ急いでいった。しかし戸口で、トレバーを見ずに、「その紙持ってこい」と命じた。

謎さんがその紙の内容を頭の中に見つけたということを急に思い出したが、勿論謎さんのことが知っていたからそんな事を説明してくれるとは期待していなかった。でも、説明くれ癖のトレバーは、反射神経的に「どうして」と聞いた。

「いるかもしれない」と思ったとおり説明せずに答えて、謎さんが駐車場へ急いだ。



続きを楽しみにしてください。

追白:先生の気になったアメリカの若者達の伝統的な放課後活動の事ですが、先生の思ったとおりMailbox Baseball(郵便受けの野球)といいます。私はずっと前Stand By Meという映画の所為でこんな事を知っているけど、一度もやった事ないです。

http://en.wikipedia.org/wiki/Mailbox_baseball

Monday, November 12, 2007

フリークス・アンド・ギークス

王さんは今まで色んな日本の学園ドラマを教えてくれたから、今回外国であまり知られていない「フリークス・アンド・ギークス」と言うアメリカの学園ドラマを紹介したいと思います。

まあ、このドラマはアメリカでもそんなに知られていないかもしれません。1999年に初めて放送された時、好評を得たのにNBCはあまり援助しなかったせいで1年間だけで終わりました。放送中止になった後、熱狂的なファンのおかげで評判が広がって、結局シリーズ全部DVDでリリースされました。

舞台は1980年のミシガン州デトロイト市の郊外の高校です。主人公がウィアー家の姉弟です。姉のリンジーは学力が高くて真っ直ぐな生活をしている三年生*の生徒です。祖母が亡くなったことをきっかけに、今までの生き方と自分のアイデンテティを問い直し始めます。フリークスと呼ばれる生徒と一緒に時間を過ごし始めて、その仲間に入ることになります。(フリークは変人と言う意味ですが、高校では普通の高校社会から離れている生徒の意味を示します。) 弟のサムは高校に入ったばかりの一年生。サムは十代なのにまだ子供のように見えるので、いじめられることは少なくないです。サムと彼の親友はギークスの仲間に入っている。(ギークは人間関係があまり上手ではなくてダサい感じがする人です。)

*アメリカの高校は1年生から4年生まであります。


この番組のキャラクターや筋を簡単にまとめられないことが長所です。マイナーキャラクターを含めても、ただのお決まりの登場人物がないです。


下のシーンでは、リンジーはまだ「フリークス」と友達になったばかりの頃。今度の週末に両親が旅行で家を離れることをぽろりと言ってしまいます。ダニエルと言う人に秘めた恋心を持っているし、皆に格好いいと思われてほしいから、友達に促された家でビールパーティーする計画を受け入れる

「フリークス・アンド・ギークス」他のアメリカの学園ドラマと違って、出演者は普通の人に見えるし、年齢も実際の高校生に近いです。中西部の若者の日常生活の楽しさと苦労を誠実に描写します。


下のシーンでは、フリークスとギークスの違うハロウィーンの過ごし方が分かります。

 

このドラマはアメリカ人の高校経験を実物そっくりに描きます。機会があれば、1話から18話まで全部見て下さい。

Sunday, November 11, 2007

Bless you!

アメリカに渡ってきてまず驚いたのが、人々のマナーのよさだった。正直、こちらに来る前は、アメリカは個人主義の(全体の「和」よりも個人の価値観や考え方が優先される)国だという先入観があり、あまり他人のことを思いやるような習慣はないのだろうなあと、ものすごく乱暴に考えていたように思う。こちらに来たばかりのときは、どんなことをされても対応できるように、なんとなくいつも身構えているようなところがあった。

だから、街中やビルの中ですれ違う人と目をあわすときなど、全然知らない人なのにもかかわらず、「ハイ!」とか、「やあ!」と言う感じで会釈してくれるのにはちょっと驚いた。日本にはもちろん、このような習慣はない。私たちは必要以上に他人の顔を見るのを避けるようなところがあり、見知らぬ人と目があったりすると、なんだか気まずかったりする。それどころか、「目があった」というだけで、「何だこの野郎!じろじろ見やがって!」ということになったりすることもあるのでけっこう大変なのだ。そのため、見知らぬ人にこんな風に笑顔で会釈されると、どう反応したらいのか分からず、目をそらしてしまったりしたものだった。でも、今では、会釈をしてくれそうな人に出会うと、こちらからも「ハイ」と声をかけられるようになった。そしてこれは、けっこう素晴らしい習慣なのではないかと思うようになっている。ちょっと気持ちが沈んでいるときなど、こんな具合に「ハイ」と笑顔で声をかけられたりすると、単純な私は、なんだか元気が出てきたりするのだ。

それからもう一つがドアの開け閉め。こちらでは、建物や部屋などの出入りのためにドアを開けるとき、必ず後ろに続く人のためにドアを持って開けておくよね。それだけでなく、後から来た人を「どうぞ」先に通して自分があとから続くこともよくある。これもなかなか気持ちのいい習慣だと思う。気持ちがせかせかとしているときでも、こんなふうにすると、なんだか気持ちに余裕が出てきたりするから不思議だ。

私は基本的には「郷に入りては郷に従え」というタイプなので、アメリカでいいと思う習慣には従うようにしている。でも、一つだけうまくいかないものがある。「Bless you!」がそれだ。もちろん誰かが、くしゃみをすれば、私だって何の問題もなく「Bless you!」と言うことができる。それは相手が見知らぬ人でも同じことだ。誰か「ハクション!」→私「bless you!」→誰か「Thank you」。この流れのときはまず大丈夫なのだが、問題は、私がくしゃみをしたときなのだ。私がくしゃみをした場合には、どういうわけか、まず間違いなく「Bless you!」がかえってこないのである。私「ハクション!」→「し~ん」なのだ。空港のゲートなどで飛行機を待っているときなどでも、私のくしゃみに反応しなかった周りの人たちも、私のすぐ後にくしゃみをしたオヤジには「Bless you!」と声をかけるのだ。どうしてなのだ?なんで、私には何も言ってくれないのだろう。まあ、大したことではないのだが、ちょっと気になる。

Saturday, November 10, 2007

ボストンにて



皆さん今日は!

今ね、ボストンのホテルからエントリーを送ります!ボストンのキャリアフェアはす〜っごく大変なんですけれども、やはり楽しいですよね。今日は、チャンさんが3、4回に面接しました。なんか、すごいじゃん〜

でも、ボストンにあるキャリアフェアなのに、本当に日本にいるみたいな感じです。というと、外国人より、日本人の方が多いです。しかし、「多い」って事は現実の状況は解らないかもしれません。実際に外国人は役5%ぐらいです。後は全く日本人です。すごくない?

私の方は少ないですが、まぁ、いい経験になりました。だって、自分にとって理想な会社を見つけたと思います。Plan•Do•Seeという会社です。PDSは、一般的にホテルマネージメントとコンサルティングという会社ですけど、ビジネスのやり方とか、会社の文化などが本当に素晴らしいと思います。昨日は、PDSの説明会へ行ってみてから、社員と少し話してて、「明日まで志望動議を書いてください」ってお願いされたもんです。その志望動議は、授業のために書いた自己紹介文と似てるところがありましたので、役立ちましたね!笑

さて、先生が教えてくださった通り、面接で「最初に簡単な自己紹介をしてください」とは毎回絶対にある物です。先生、その準備が本当に助かりました!ありがとうございます。

で、今日PDSの方に志望動議を出した時に、また話をかけました。実は、PDS達はボストンのキャリアフェアで面接出来ないので、後一週間ぐらいに連絡して、電話面接したり、ニューヨークのオフィスで面接したりする事になるって言っていました。皆さん、応戦してくださいね!

ところで、昨日キャリアフェアは朝9時から夜7時までする予定(結構大変でしょ)でしたが、4時頃に火事で、早めに終わりました。信じられないことなんでしょー。私も、サイレンが聞こえたのに、信じませんでした。挙証:携帯のデジカメで撮った写真だから、見にくいけれども、コンベンチョンセンターの前に消防車の写真です。

残りは、ほかの写真です:
ワシントンだがくの学生です。上:ブラッド•キャリーさん
下:左から、ハルア•イイダさんとリエ•ナカニシさん

Friday, November 9, 2007

東京ラブストーリー



皆さん、今帰るところです。先、友達は一緒に運動して、また美味しい料理を食べました。汗が一杯出て、気持ちがいいですね。
さてさて、今日のドラマは何ですか?題名のとおり、
東京ラブストーリー


これは私の一番に好きなドラマですが、深い影響に受けました。それから、日本語が段々好きになりました。

初め見た時は小学校の六年生ですが、後は何回も見ましたが、もともと好きになりました。恋愛の神様と言われる柴門ふみの大人気コミック、あとはドラマ化 されました。愛知県から東京で就職していた完治と高校生時の親友、三上、里美と再会しました。完治と三上、二人とも里美に憧れていた。しかし、里美は三上のことが方が好きですが、完治ががっかりしました。完治が落ち込んでいた時、同じ会社で知り合ったリカが何時も彼のそばに笑って、彼を励ましていました。…しかし、非社交的完治と違って、アメリカ育ちのリカは自由気ままに生き、まっすぐに恋をします。性格が正反対な二人はうまく付き合えるか?また、カンチが昔しから大好きになった里美は三上と別れ、よい関係を取り戻したいです。

その時、完治は誰を選びましたか?

赤名リカ と永尾完治のストレートな恋愛ラブストーリーを通して、恋愛の苦しさと幸せを生き生きに描きました。しかも、視聴者たちはリカの可哀相な様子を見て、恋愛の意味と問題をいろいろ考えさせました。

つまり、これは90年代の代表ドラマとして、時間を潰す第一選択だと思います。皆さん、時間があれば、見てみてください。

Thursday, November 8, 2007

“百物語”を分析しましょう~^^~

皆さん~~! 今晩は、この写真は“お化け~ロンちゃん”です~~。夜、遅い~時間に私が一人で勉強しているならば、ロンちゃんはいつも私の机の上に飛びあがって、この写真のように私が勉強している姿をず~っと見守ってくれますが。。。

先の授業の時、皆さんと百物語のお話がとても面白く咲きましたね~^^* その時、皆さんの素敵な怖い話を聞きながら、私の話が一番面白くなかったし、怖くなかったと感じましたが、皆さんが私のことも面白そうに聞いてくれて、本当にありがとうございました。

さて、先生は一番面白そうに聞いてくださったようでしょう~~^^、それで、先生は我々の討論のよい雰囲気を続いけてくれるために、期末プロジェクトもお化け物語りを続け、お化け文化を比較する機会を作ってくれました。皆さんのお化け研究がどうなっているのか聞きたいです~~!!!

それで、今日は私の読み物の中に登場した“顔なし小僧”について話をします。
皆さんに、お願いがありますが、いただいてくれませんか?

質問~~ 古い武士の屋敷の床の間で、掛け物を弄ってした、“顔なし小僧”について、どのように感じましたか? 
- どんな意味を持っている、お化けですか
- どうして、この小僧は“顔なし”だったんでしょう?
- “顔なし”お化けが、他の怖い表情のお化けより、“怖い”と感じられますか?

“顔なし小僧”についての私の意見は、まず、
1.掛け物を弄っている様子から、“まだまだ、遊びたいのに、もう死んでしまった子供の霊が出たのではないのか。。。
2.その理由から、子供の考えで、面白く遊んでいるのに、誰かが邪魔してるから怒って、“顔なし”の様子を見せて驚かせよう、とお返しをしたと思いました。

“顔なし”にもいろいろな意味があるはずだと思います。皆さんは、“千と千尋の神隠し”のアニメにも“顔なし”が出ることを覚えますか?他の神様とは違って、あまり歓迎されないでしょう?それで、授業の時言った通り、“自分のアイデンティティを持たない存在”で、“自分の声も持てない”ので、“引き篭り”のイメージも想像できます。 以外にも、伝統的に“顔なし”は何か意味があるだろうですが、これについては今からどんどん探してみます。 皆さんのご意見をいただきたいです~~^^~

Wednesday, November 7, 2007

頭の中の暴露

今日は、皆さん。話の続きです。どうぞゆっくり読んでください。


その恐るべきドアを通ってから米国中西部中央言霊研究所は始めて本当の研究所に似ていた。強い電気が様々な奇妙な機械を照明していた。汚れや埃は微塵もなかった。目を引いていたのは、歯科医院のように真ん中、そして一番強い電気の真下に椅子があった。トレバーはその部屋が研究所の廊下よりずっと面白そうだと思ったが、やはりまだ廊下にいるほうは絶対ましだった。

「座れ」と謎さんに言われて、随分緊張して不気味な真っ白い椅子に座ってしまった。丸い目で色々なスイッチを押したりレバーを動かしたりしていた謎さんと所長を追った。

「あの~、これ、痛いだろうか」とトレバーが怖がって聞いた。

謎さんが、機械の操作を止めずに、「はい。痛くなる。」しかし、数秒後「正しく言えば、人が痛みを期待すればこの機械の気持ち悪さはそんなに大変じゃないはずなのだが。」

「そう言われたら期待が変わるけど」とトレバーが少しだけ怒って言い返した。

機械の始動に夢中になって、謎さんの耳にはその言葉が全然届けなかった。「はい、準備万端」と言って、所長とともに椅子まで近づいた。

ただの実験用ラットだという自分を見下ろしていた顔を見て、トレバーは恐怖で震えた。「あの~、これ、試したことあるだろうね。」

瞬かずに謎さんは「いや、最初実験だ」と言った。

「南無阿弥陀仏」と所長は言った。

文語が全然分からないトレバーにもその台詞の意味が通じた。死んだ人が楽園に行ける為の祈りだった。「オイ、待~」と言い始めたが、その瞬間頭上にある電気がまばゆいばかりに光って、大変気持ち悪い感じに負けて体の動きの制御が出来なくなった。

暫く目をあえて開けたくなかったが、ついに開けて周りを見た。一刻も早くもう研究所にいないということが分かった。ビルではなく、広く開放的な空間に立ち止っていた。何の地勢もなかったが、どこでも多数の声が囁いていたことが聞こえた。

「これは本当に頭の中か」と自分に聞いた。

「ま、その一部だ」とそのところまで見えなかった謎さんが言った。「ここは前頭葉だ。言語に関係がある場所だ。」

もう怖がる力がなかったから、トレバーはただため息をついた。女が頭の中に歩き回ってるか。これは多分変な心理の症候群になっちゃうだろうと思った。「何してる」ともう反抗できないというような声で聞いた。

何も見えないところで突いたりしていた謎さんは「言霊の力のレベルなどチェックしている」と答えた。

「はいはい、どうぞごゆっくり続けてください」と勿論皮肉な声で言った。何のするべきこともないと思って、頭の中の声の囁きの内容を知ろうとよく聞いた。

突然、「へ~。嘘だろう」と聞いた。これは不思議な囁きではなく、謎さんの台詞だった。

謎さんに向いて、信じられない顔をしていると見た。好奇心がそそられて、「何が嘘か」と聞いた。

「これ、さっぱり分からない」と謎さんが自分に言った。そしてトレバーがいると思い出して、むしゃくしゃして説明した。「ここは大抵言霊の大切な力の源だが、何も見つからない。でも、その凄い力がある紙に何かを書いたから、ここに何もないはずがない。」

「えっと、前にはこの機械を使った事がないと言ったんだろう。だから何でその事分かるか。」

「これは先端技術だ」と他の問題を考えているように答えた。「前は他の機械でこんな事を研究した。」

「あの~、次回があれば、その古い機械使ってもらいたいけど。」

聞いていない謎さんは、「来い」と言って、トレバーの腕を掴んだ。もう一度変な気持ちを感じて、いきなり違う場所に行ってしまった。地理的に同じだったが、囁いている声の変わりに様々な文字がどこでも漂っていた。

「ここは一次視覚皮質」と謎さんが色々なところに突きながら説明した。「書き言葉に関係が。。。」と言い始めたが、とまって暫く無言で考えた。やっと、「こんな状態あるのか。始めて見た」と自分に言った。

ちょっと心配して、「僕の頭の中の状態を説明してくれないか」とトレバーが聞いた。

謎さんが好奇心強い顔でトレバーを見た。「言霊を使う事に二つの方法があると覚えているだろう。書いて、それから声で力を解放する。その第一の力の源はこの一次視覚皮質で、第二のは前頭葉だ。お前の頭には一次視覚皮質に物凄い力があるが、前頭葉には全くない。」

「と言うと。。。」

「その紙のような信じられないほど言霊の力が封印されている書き物が作れる。しかし、その力を解放する能力はない。」

「じゃ、言霊使いになれないって事か」とトレバーは言った。少しだけがっかりしたが、大きい悲惨ではなかった。言霊使いになりたい気持ちは十五分前からの事だったからだ。

謎さんは頭の中を調べる事に戻った。「心配するな」と言った。「直ぐその紙の内容を見つけるはずだ。」

前頭葉のときと同じように、何をするべきか分からなかったから、どこでも漂っている文字を読もうとした。数分後、突然「そうか」と聞いた。

謎さんはとても静かな声で自分に話していた。前の多数の声が囁いているところであれば聞こえなかったはずだ。トレバーの好奇心が強くなって、謎さんに一歩近づいた。

「そうだったら何も覚えない」と謎さんはよく想像力を動かしているように言った。それから急にトレバーに向いて、そのときまで見えていなかった表情で相手を見た。

「あの~」と躊躇して言った。「二人きりだけど。」

本気かとトレバーは思った。いや、そのはずがない。でも、それ以外何の説明も考え出せなかった。そこまで気がつかなかったが、頭の中の謎さんは眼鏡もかけなくて雨着も着ていなかった。髪の毛が長くて金色で、目は大きくて青だった。こんな美人が科学者かとトレバーは思った。口を開けたが、何の音も出なかった。

それを見て、謎さんはニヤニヤした。「馬鹿」と静かな声で言って、トレバーのほうへ一歩一歩近づいた。

トレバーはもう一度体の動きがコントロールできなくなった。いや、頭の中に女とイチャイチャすれば絶対変な心理の症候群になっちゃうと思ったが、動けなかった。



続きが気になる場面で終わってすみません。その続きを楽しみにしてください。

Tuesday, November 6, 2007

コメディの火曜日の終了

皆さん、今日は。

今週から、私のブログの出番は土曜日にします。チャンさんはもうブログに参加しないし、火曜日はいつも忙しいので、先生にお願いしました。今週から火曜日はブログの休日です。(今日もコメントしなくてもいいです)

では、土曜日に楽しみにしてください。

Monday, November 5, 2007

日曜日のBBQ・秋編

昨日は爽やかな秋日和でしたが、これからBBQが出来る日曜日は少なくなって行くでしょう。今回のBBQレポートは2007年最終かもしれませんので、レシピ付きです!


メニュー

*オレンジとバーボン焼きサーモン

*いんげんの胡桃味噌和え

*網焼きのアスパラ・プッチトマト・コーン


作り方:

焼く前の1時間半

1)バーボン1/4カップ)、オレンジジュース1/4カップ)、醤油1/4カップ)、黒砂糖1/4カップ)、ネギ1/4カップ)、アサツ(大さじ3)、レモン汁(大さじ2)、ニンニク(2片)をボールで混ぜて、サーモン(切身x4)を入れて、冷蔵庫で冷やしておく。

グリルに火を付ける時

2)いんげん(2カップ)をアルミホイルに載せて、軽く醤油を掛ける。

3)アスパラ(一束)・プッチトマト1カップ)を竹串に刺す。

4)コーン4本)に軽く塩を掛ける。

グリルに火が付いた時

5)いんげんのホイルとコーンを網に載せて、10分位焼く。

いんげんなどが焼いている間

6)いんげんの胡桃味噌和えを作ります。生姜(大さじ2)の皮をむいて、おろして、絞る。絞った汁の小さじ1/2をブレンダーに入れる。ブレンダーに胡桃(大さじ3)、(大さじ2)、味噌(大さじ1.5)と醤油(小さじ1/2)を加えて、ペーストになるまで混ぜ合わせる。

いんげんが焼き終わった時

7)いんげんを取っておく。コーンを火の弱い所に移す。サーモンを網の真ん中の火の強い所において、アスパラとトマトをその周りにおく。サーモンの漬け汁でサーモンと野菜をブラシで掛ける。

8)サーモンは肉側をキツネ色になるまで焼いて、ひっくり返す。皮側を六分位焼く。魚が簡単に薄片にはがしたら、出来上がりです。

サーモンが焼いている間

9)いんげんを⑥のソースで和える。

それではお皿に載せて召し上がれ! ボナペティ!

Sunday, November 4, 2007

兵十郎(へいじゅうろう)

先週の木曜日の授業ではカタカナの話で盛り上がったね。日本語学習者にとってカタカナがいかに難しいかみんないろいろ話してくれたので、ちょっと脱線して日本語学習者に起こりがちな間違いについていろいろ話した。でも、日本語が母国語の私が、日本語学習者のことをあれこれ言うだけでは、ちょっとフェアではないので、今日はその逆、つまり、日本人(私の場合)にとっての英語の話を。

知っての通り、日本語と英語は何から何まで全く違う言語なのだけど、私にとって一番難しいのは発音かもしれない。前にも話したけように、私は日本語の講師になる前は日本の企業でサラリーマンをしていて、最後の2年はコネチカットの代理店を基点にして過ごした。ものすごく出張の多い仕事で、本当に年がら年中飛行機に乗っていた。時々、隣に乗り合わせた人に話しかけられて、話をするのだが、はじめのうちはこれが結構大変だった。「どちらから?」などと聞かれ、「日本人なのですが、今、コネチカットに住んでいるんです」と答える。でも、これがこのままきちんと伝わるようになるまでには、ずいぶん時間がかかった。「日本人なのです」の部分は、まあ分かってもらえるのだが、たいてい「ああ、カナダですか。いいですねぇ。」ということになる。「いいえ、カナダではなく、コネチカットなんです」と頑張って説明するのだが、全然分かってもらえず、あるときなどは、「ああ、ペンシルヴァニアですかあ」と言われてしまったことがあった。コネチカットのつもりがペンシルヴァニア…。このときは、もうそれ以上は頑張るのをやめてしまった。ものすごく親切な紳士で、「実は私の家内の実家がフィラデルフィアでしてねぇ」と話し続けてくれるのに、「なるほど」、「へえ、そうですか」などと愛想のいい返事をしつつ、なんだか情けない気持ちになったのを覚えている。

ビジネスなのだから、数字はとても大切なのだが、これにも時々困ることがあった。15と50。15%のサービスと言ったつもりが、お客が50%だと思い、「御社は素晴らしい!」などと言われ訂正するのに一苦労したことがある。単語の終わりの/n/とか/d/とか/t/は私には結構難しいのだ。強く発音し過ぎると変な感じになってしまうのだが、そうだからと言って発音しないわけでもない。また、発音しにくいだけでなく、聞き取れないということもあるのだ。

中学校のころ、「兵十郎(へいじゅうろう)」とというあだなの女の子がいた。(みんなと読んだ『百物語』に出てきそうな、ちょっとクラッシックな名前である。しかも男の名だ。)兵十郎はある日、友だちと家で音楽を聴いていた。ビートルズだが、ポールがイントロなしで歌い始めるあのオリジナルではなく、ポール・モーリアか誰かがアレンジしたものだったらしい。うっとりとなった友だちが「これいいよねぇ。これ大好き」と言ったそうだ。彼女も「『ヘイ・ジュード』でしょう。私も好き」と答えた。すると、友だちが「あんた、ばっかじゃない?何よ、ジュードって?ドなんてないわよ!この歌は『ヘイ・ジュー』よ!恥ずかしいわね!」「え?でも、これ『ヘイ・ジュード』だよ!ほら、ここに書いてあるじゃん!」と説明を試みるも、「違う違う!それ絶対間違いだよ!私、本物の歌聴いたことあるけど、ちゃんと、「ヘイ・ジュ~」って歌ってたもん。あんた本当の聴いたことあんの?ほら、ないでしょう?恥ずかしい!この兵十郎!」ビートルズに狂っていた私は、もちろん、その曲の名前が『ヘイ・ジュード』であるのを知っていた。でも、それは私がポールの/d/の音をきちんと聞けていたからではなかった気がする。ただ、レコードの解説書を何度も何度も熟読していたおかげで、曲名のつづりを知っていたからだろう。

つい先だっても、家内と話しをしていて、「カード(card)を持ってきて」と頼んだところ、彼女が部屋を出て行こうとするので、どうしたのかと聞いてみると、「車(car)いるんでしょう?」と言うのだ。「ごめんごめん、カードだよ!」といい、二人で大笑いしたのだった。「やれやれ、俺もまだまだ『兵十郎』だなあ」などと思った。

Friday, November 2, 2007

ごくせん2




昨日から今日4時まだずっと寝ていました。気持ちがいいですねぇ。それでは、先週の内容を続きます。

今週はごくせん続篇を紹介します。ごくせん2に松潤演じる沢田慎や主要メンバー5人が出ないなんですけど、KATUNNの二人の赤西仁と亀梨の演技に注目ですね!ドラマごくせん2のストーリーは、ごくせん1とは違っているが、基本構成は、同じといえます。、白金学園3D組は、黒銀学院3D組に変更されました。黒銀学院の三年D組は以前のように「不良少年」が一杯集まるところです。学校の中でどうしようもない生徒達の集まりと思われている3年D組の生徒達と担任先生のヤンクミがお互いの信頼関係を作る物語です。

日本では、多くのファンに愛された学園ドラマが多いですねぇ。「GTO」とか、「ドラゴン桜』とか。しかし、中国では、学園ドラマが少ないです。だから、

何か新しい学園ドラマが知ったら、大体見ます。

日本学園ドラマいつも深い人生道理を含めています。また、何時も友情、愛情とかを生き生きに描写して、本当に感動されるパッワがあります。
そうだ、一番好きに赤西仁の写真を見てください。赤西仁の「有閑クラブ」を楽しみに待っています。

Thursday, November 1, 2007

“アウトオブ眼中 ” と “イケてる”


皆さん~!今日は、でも、遅くなっちゃって、今晩は、ですね。すみません。

今日は、ついでに私の家に韓国の友達を招待して、韓国の料理を作ってあげました。ここ、セントルイスに来た後に、ずっと私のことを車に乗せてくれた友達です。以前からありがたくて美味しいことあげたがったんですが、あまりにも余裕がなくて出来ませんでした。今日はせっかくの機会なので、韓国式の焼肉とスープとサラダを作ってみました。作るのに4時間ぐらい掛かってしまいましたが、皆、美味しいそうに食べてくれて嬉しかったんです。そのせいで、ブログが遅くなりました。本当にすみません~。勘弁してください。

今日は勉強になる、短いブログを書くようにします~^^;;;

先のブログに紹介した私のベスト友だち、セヨンさんは病院の仕事が本当に忙しいのに、その時間を惜しんで自分なりに日本語を少しずつ勉強しています。時々、わからないことが出たら、私に聞いたりしました。でも、彼女は私が全然知らないこともよく聞きますので、困る時が沢山ありました。この中での一つは、“アウトオブ眼中”ということです。皆さんは知ってますか?

今日の授業にも、カタカナ+漢字語が出ましたね。それも、“out of”の英語と“眼中”の漢字語が合成したもので、“眼中に無い”の意味です。“あの人にはアウトオブ眼中だ”というと“あの人には関心がない”の意味になります。たぶん、セヨンさんはドラマで見つけたと思いますが、皆さんはもう知ってましたね~~。私はその時は、知らなかったので、ちょっと慌てて調べた記憶があるんです~^^;;

また、“イケてる”のこともありました。何でしょう~ 皆さん?

これは、私は“いけない”の反対の意味かな~と思って自信が無かったんですが、このように教えてくれました。“あの人は、すっごくイケテル~”は、“すごくかっこういい~”の意味だと言ってしまいましたが、はっきり知っていません。。。

皆さん、上の二つの表現を聞いたことがありますか?あみのっちさん~これはよく使っている表現ですか?教えていただきたいです~~^^*

Wednesday, October 31, 2007

善の派に戻って。。。

今日は、皆さん。いつものように、話の続きです。今度は少しアドバイスがあるんですが、この部分で登場する「所長」という人物の台詞は、理解しようと時間を無駄遣いしないほうがいいと思います。後で分かると思います。あ、もう一つの事は、今度もラブシーンになりません。悪いけど、時々読者の期待を裏切るのは作家の仕事です。許してください。


米国中西部中央言霊研究所はそんなに大した場所には見えなかった。一階建てだけで、何の目立つ事もなくて、二軒のアパートの間に詰め込んだようだった。外から見ると、ただの小さい診療所にしか見えなかった。トレバーは秘密を守る為に外見はつまらなくされているけど中には何か凄い物があるはずだと思ったが、やはり見損なった。床はべたべたで、黄色っぽいな電気は点滅していて、少し古くてかびだらけの本で臭かった。

「何をするか、ここに」とトレバーがはげかけたペンキを見ながら聞いた。

「当たり前じゃない」と謎さんが皮肉な声で答えた。「言霊を研究する。」

「僕は馬鹿かもしれないけど、それはもう分かった」とトレバーは皮肉の競争を始めるように言った。「具体的に何の研究か。」

「色々な事をする」と謎さんが返事した。まだあまり説明したくないような顔をしていたが、何の説明でも貰うのにトレバーが感謝した。「ある言葉に何の力があるの研究、どの解放の方法が一番効果的かという調査、言葉を組み合わせてどうなるという研究。言霊使いも養成する。」

「じゃ、僕も言霊使いの教育をするか」とトレバーが好奇心強く言った。

数秒考えて、「まぁ、時間があったらそうするかもしれない」と謎さんが答えた。

トレバーはしばらく思案した。言霊使いになれるかと思った。物凄い魔術を使って悪と戦う空想に耽って、他の人にぶつかった。

「おい」謎さんが少し怒って言った。「注意しろ。所長に衝突したよ。」

非常に恥ずかしいことだった。まだ紹介さえしていないままで所長に知らずにぶつかったか。信じられない馬鹿だと思った。そしてその人の顔はボーっとしたように見えたから、トレバーはあまりにも屈辱と感じて話せなかった。

その表情を見ると、謎さんはちょっとだけ笑った。「大丈夫だよ」と慰める為に言った。「いつもそういう顔をしている。お前とは関係ない。」

トレバーは少しまごまごしていたが、反射神経的に紹介した。「始めまして。ベン・トレバーと申します。よろしくお願いします。」

その所長が呆然とした目でトレバーを見て、「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ」と言った。

今度はトレバーが呆然した。「すみません」と聞いた。

謎さんがくすくす笑った。「あ、言い忘れた。所長は今文語しか話していない。もっと力があるかどうかという問題を研究しているそうだ。私は大切な部分を通訳するから、聞かなくてもいいです。」

「分かった」とトレバーが本当に分からなかったような声で言った。まだ所長に褒め言葉など言う必要があると思って、「えっと、言葉の様々な面白い力を研究なさっていますね」ともじもじして言った。

「力も入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、男女の中をも和らげ、猛き武士の心をも慰むるは歌なり。」

まだニヤニヤ笑って、「止めたほうがいいよ」と謎さんが言った。それから行き成り無表情な顔を再び付けて、「悪いが、ここでふざける時間がない。その紙に何の力があるかということを早く発見しなくてはならない。お前を機械に入れる。」

トレバーの体が凍り付いた。半時間前に誰かが撃とうとしていたが、それより無名な機械に入れられるのは遥かに怖かった。「あの~、紙をその機械に入れたほうがいいちゃう」とゾッとして言った。

「さまざまの御祈はじまりて、なべてならぬ法ども行はるれど、更にそのしるしなし」と所長が言った。

「それはどういう意味か」と少しパニックになっていたトレバーが聞いた。

「それはもうしたが結果は出せなかった」と謎さんが説明してくれた。「お前を入れるしかない。」

まだゾッとして、トレバーは謎さんに廊下を引っ張られていた。平家物語や方丈記を読んでいればその恐怖という感情から離れる事が出来たかもしれないが、残念ながら日本の古代文学に興味がなかったからそういう物を一度も読んだ事なかった。

「あの~」とトレバーは自分を落ち着かせようとするように言った。「何の機械だろうか。」

トレバーに向かずに、「頭の中を探索する機械だ。「私をお前の頭に入れて、そこでその紙に書いてある事の事実を発見できるはずだ。」

逆効果。女が頭の中に入るかとトレバーが目を丸くして尚更パニックして思った。「いや、それは一番心地よくない事だけど」と抗議したが、筋立てに反抗できないと分かって、黙ってこの先関係者以外立入禁止と書いてあったドアまで引っ張られた。



続きを楽しみにしてください。

Tuesday, October 30, 2007

ハロウィーンの前日

皆さん、こんちは。いろんな理由で今日はコメディより怖い内容が合うって感じですね。明日はハロウィーンだし、今日の授業で怖い話をしたし、週末でホラー映画を見に行ったから、今日は何といっても怖い環境が存在してるように思っていますね。

週末で見た映画は、「夜の30日」という映画です。特に良い映画ではないと思うけど、すごく面白かったです。でも、今日の話は違うホラー映画について話したいのです。

ホラー映画が好む者ではないですが、面白くて気に入るなら仕方ないですね。それで、一番好きなホラー映画は日本の「うずまき」という映画です。伊藤潤二(いとうじゅんじ)が書いたホラー漫画の改作で、2000年に作った映画です。なぜそんなに好きなんかと聞かれたら、すごく日本的なホラー空想だからです。

つまり、アメリカのホラー映画は一般的にどっきりと驚愕させる事が多いですね。それに、敵方は常々何らかの化け物です。例えば、「夜の30日」の敵方はヴァンパイアで、またはゾンビとかミュータントなどの映画もあります。現実に存在してる動物でもホラー映画もありますね(「アナコンダ(蟒)」と言うのなど)。こんなアメリカのホラー映画の怖さは不気味な挿入歌か突然に起こってあっと言わせる物などに根ざします。こういうそういうホラー映画はアメリカで大人気ですね。まぁ、最近(4、5年前から)ちょっと変化して、いよいよ日本的なホラー映画に似てるようになってきました。

ところが、日本のホラー映画では敵方は一般的に化け物ではなくて、頭の中に発想法などを触る想像出来ない敵方です。自分にとっては、これが一番怖い物だと思います。敵方の姿なんか見えないし、撃退も出来ないからですね。

「渦巻き」という映画はそのような映画です。田舎にある街で、市民達がだんだん渦巻き形の憑き物に気が狂うと言う話です。怖いといっても過言ではないですね。実は、初めて見るとその夜は全然眠れませんでした。怖い物に弱くなかったら、以下の予告編を見てみてください。

Monday, October 29, 2007

オンライン・アーカイブ

授業でフェースブックの記事を読んだ時、「2006年はユーチューブの年で、2007年はフェースブックの年」と言われました。2008年はオンライン・アーカイブの年となるでしょうか。

最近ニューヨーカー雑誌で、ゴードン・ベル氏と言うマイクロソフトの研究者の面白い企画についての記事を読みました。1998年からベル氏が大事である書類や写真から些細な記念品まで全部スキャンして、コンピュータに保存し始めました。自分が書いたメールや本、健康管理歴、旅行日記、録音された電話の会話などは、現在デジタル保管庫に入っています。2001年から保存活動に加えて、「ライフログ」を作る行動を始めました。今、何処に行っても「センスカム」という小さな画像や音を記録する装置を首にかけています。自分史を集める上に、起きたことのパターンを析出来るために人生の総てを保存しようとしています。

関連質問:

*マイクロソフトは最近フェースブックと広告を提供する独占契約を結びました。これからのフェースブックは「人間関係の地図作成者」だけではなく、「個人電子保管所」になりますか。

*「イターナル・サンシャイン」という映画にあったラクナ社みたいな会社は実在しますか。そんな会社は、例えば、彼氏と別れた後、彼が自分のアーカイブに入っている部分を全部消去してくれます。要するに、彼のことを意識{いしき}から抹消{まっしょう}します

*こんな技術は夫婦喧嘩にいい影響を与えますか。それとも、悪影響?

*普段の人間関係にどんな影響を及ぼしますか。人と会うたびに録画されている感覚をきっかけで、気持ちを演じるのに上手な人が増えますか。人間は何でも見せていい派と建前しか見せない派にもっとはっきりに分けますか。

*愛する人を失った後、その人の「ライフログ」を繰り返して見るのに引っ込む人が多くなりますか。

*センスカムが禁じられている空間クラブの主人は儲かるでしょう。