Wednesday, April 30, 2008

バーベキューに決まっている

音楽+映画を期待した人がいれば、申し訳ございません。最後のブログを最初のブログと同じテーマにしたい...BBQ!

先週の日曜日に2008年初バーベキューが行いました。今年のBBQシーズンを華々しく始めたかったので、メニューはポーク・リブでした。

自分が作ったリブを見せる前に、セントルイス式リブの多様な意味を説明したいです。一つの意味は豚肉のステーキをグリルに乗せた鍋に入れて、バーベキュー・ソースで煮込みます。もう一つの意味はセントルイス式味付けです。このソースはカンザス・シティー式と同じようにトマトをベースにしたが、カンザス・シティー式ほど甘くないです。こんなソースの好例はセントルイスで人気のあるMaull’sというブランドです。

でも、全国で通じる一般的の意味は肉のカットのことです。セントルイス式カットはスペアリブに似るが、脂身を少なくするために前骨を切り落とします。

私は後者のセントルイス式リブを選びました。そして、ソースはテキサス式のチポトレペッパーが入った辛めのソースを作るようにしました。

カットとソースを選んでから、もう一つの決断があります。ドライラブを使うか、またはソースを付けて焼くか。私はソースで焼いたBBQに反対ではありませんが、どっちかというとドライラブ派です。ドライラブで焼くと、表面はカリカリになって、スパイスの味が強くて美味しくなります。

じゃ、お待ちかねのリブです。ジャーン!

セントルイス式バーベキューを店で食べたいなら、スーパー・スモーカズという店がお勧めです。私の家の近くにあった支店は2年前位に閉店して(泣)、今の田舎の処で再開されました。結構遠いですが、機会があれば是非食べに行ってください。

それで、これから皆さんがそれぞれの道をゆくことになりました。何処に行っても、どんなことがあっても、美味しいBBQが食べられるように願っております。

Tuesday, April 29, 2008

ピグマリオン効果

あみのっちさんからのメッセージです。

このメンバーでのブログも、とうとう終わりが近づいてきました。
皆さん、毎週のエントリ、本当にお疲れさまでした。毎回読み応えがあって、とても楽しみにしていました。『ワンダフルライフ』のDVDを観て、私も皆さんの討論に参加した気持ちになってみたり。皆さんとは会ったことがないけれど、ひとりひとりがとても個性的で、とても素敵な人たちだということが、よくわかりました。お別れするのが残念です。

さて、私も最後にエントリする機会をいただきました。先日ある心理学者を取材したときに、面白い話を聞いたので、今日はそのことを書こうと思います。
心理学の有名な実験に、一クラスの生徒をランダムにAとBのふたつのグループに分け、Aグループは「成績が伸びるはずの子どもたち」と教師に説明し、Bグループにはとくに何も説明がなかった場合、二つのグループの生徒たちの成績はどう変化したかを調査したものがあります。
結果はどうなったと思います……? Aグループのほうの成績がアップしていたそうです。

この実験のポイントは、教師が「この子たちは伸びる!」と信じて教えていたら、本当にそれが実現したということ。教師がAグループのほうにより多く期待し、Aグループの生徒たちも期待に応えるためにがんばったからではないかなどと考えられていますが、このように考えていることが実現化することを、心理学では「ピグマリオン効果」と呼んでいます。

ちなみにピグマリオンとはギリシア神話に出てくる人物の名前で、美しい女神の彫刻に向かって「ああ、この彫刻が本物だったらいいのに」と毎日願っていたら、ある日彫刻が本物の人間になった……という話が由来だとか。

ピグマリオン効果について、学問的にはまだ解明されていない点や批判もあるでしょう。
教師の期待はともかく、勉強に対する熱意は生徒によって違うでしょうしね。
でも、ここで注目しておきたいのは、「考えていることが実現化する」ということです。これは個人に対しても言えることで、「自分はやれる! できる! と100%信じきることが、目標達成の第一条件だ」とも心理学の先生は言っていました。

人間は誰でも、悪いことを拡大解釈し、いいことを過小評価する傾向にあります。試練にさらされているときは「自分はダメなんだ……」と思ってしまいがちですが、そんなときこそ「いやいや、まだまだチャンスはある! 壁は突破できる!」と、いい自己暗示をかけることが大切なんですね。

皆さんはこれから社会に出て、幾多の苦労を経験するかもしれません。
ぜひ自分をほめ、励ましながら、難局を乗り切ってください。
私も、皆さんの幸せを、それぞれの場所でご活躍なさることを、信じています。
……そう、これも「ピグマリオン効果」です。

Monday, April 28, 2008

「最後」って言いにくい

謎さんがゆっくり破壊された交差点まで歩いて行った。その真ん中で団長が立っていた。「やっぱり戻ってきたな。読みやすい、読みやすい。」

謎さんがニヤニヤした。「前のときはそんなに簡単にお前達を倒したから、奇襲などいらないと思ったね。」

「オイ、起きろ。起きろよ。このままじゃ運転できないな。」

「フリードマンは」と謎さんが周りを見て聞いた。

団長が肩をすくめた。「あいつがあまり役に立たなくてもう帰れと言った。そんなもんは計算にも入らないだろう。」

「起きろってば。」

「じゃ、始めようか」と団長が興奮して聞いた。

謎さんが交差点を見切ってから団長に向かった。「そうしよう。」

「しかたない。起こすよ。お前のせいだから、怒らないでくれ。」

トレバーが車の壁まで押されて急に目が覚めた。シェーファー君がその隣の運転席に座ってエンジンをかけた。「お前中々起きないな。」

トレバーはしばらくボーっとした。目を閉めるとまだ謎さんと団長のイメージが見えた。漸くエンジンの音に気がついた。「何してるか」と聞いた。

「決まってんだろう。うちに帰って、たくさん飲んで、この変な日を忘れようとする。」

「待て。その女が危ないところだ。」

「何でそれが知ってる」とシェーファー君が疑わしげに聞いた。

「頭の中で。。。見える」とトレバーがおずおずと答えた。

意外にシェーファー君が信じられない顔をつけずにただため息をついた。「そんなもんだろうと思ったけどね。」

「あの団長っていう奴と戦ってるんだよ」とトレバーがもっと元気を出して言った。「助けなくてはいけない。」

シェーファー君が眉毛を上げた。「あの、前の戦いの結果、見なかったのか。どうやってか分からんが、あの女がやすやすとその二人倒したじゃないか。そして今はお前がもうその力使えないと言ったじゃないか。助けに行く必要もなく遣り甲斐さえないぞ。」

トレバーはシェーファー君が意外に論理的な主張を出したとは分かった。しかしまだ気がすまなかった。「でも行く。行かなければいけない。」

シェーファー君がトレバーの顔をよく見た。「分かった」と諦めて言った。「今日は特別にお前の馬鹿なアイデアに乗る。」車の向きを変えた。「でも、これでお前がたいした恩を負っていると分かっているだろうな。」

「はいはい」とトレバーが言って、また目を閉じて戦いの様子をチェックした。

「そして、俺の車がまた始末になれば、お前が払ってくれるよな。」

***

氷槍

炎玉速射

大波障壁。倒壊

団長が水の大量の下で倒れた。謎さんがそこまで歩いていった。「お前はやはり敵わないよ」と真面目な声で言った。「殺したくないが、ここでけりをつけないと後で面倒になる。「最後に何か言いたいか。」

「うん」と濡れた団長が答えた。「全然立派な台詞じゃないんだけど、まあ、言っておくべきだと思う。それは:俺が団長じゃないぞ。」

謎さんの目が丸くなった。「何言っている。」

団長の顔がフリードマン君のになって笑った。「吃驚したか。」

黒渦巻釜

謎さんが立っていたところがタールのような不気味に回っている物質の溜まりになった。もちろん、動けなかった。「奇襲を立てる必要はないという自信はよくはないが」と本物の団長が近づきながら言った。「しかし、敵が奇襲を立てないと思うのは油断だ。」

団長がゆっくりと沈んでいた謎さんの傍で立ってその顔を見た。「最後の言葉は何かと聞きたいが、見てのとおり言葉は危ないものだから、なるべく話せないようにするほうがいいと思う。どこでその学生を置いてきたかとも知りたいが、後で探しも出来るから。」

「それは必要ないよ。」

トレバーが何気なく団長たちの傍まで歩いていった。その数メートル後ろにシェーファー君の車が止まっていた。

「どうしてここに」と謎さんが怒鳴った。「せっかく守ってあげたのに。やっぱり昏睡に陥らせたほうがよかった。」

「えっと。。。どういたしまして」とトレバーが少し躊躇って言った。

「ふふふ」とフリードマン君が笑った。「いいな。これで探さなくてもいい。行方不明の人を探すのはどんなに迷惑か知ってるか。」

「うん」とトレバーが答えた。「よく知ってる。」

「乙女を助けに来る勇気は感心する」と団長がトレバーに言った。「その心間もなくいただく。しかし気になることは一つある。好奇心は前もって謝るが、ここまで全速で来て、それから何かの計画があったか。私に向かってどうするつもりだったか。」

「そうだね。まあ、もう知ってると思うが、僕は言霊の力が使えないようになったね。だからここに一人で来ることはとんでもない馬鹿の行動のように見えるかもしれない。」

「だろう」と謎さんが言った。

「でも」トレバーが言い続いた。「そのためここに直接来なかったんだ。遅くなって悪いけど、ちょっと回り道して秘密兵器を手に入れた。」大げさに車のほうへ指した。

フリードマン君がそこを見た。「あのシェーファーか。あいつ何ができるか。」

「オス。」

トレバーが目を回した。「いや、その後ろだ。」

「父さんか。」

「しまった」とフリードマン君が言った。「あのメンデル爺だ。」

「こんにちは、弟子たち」と所長が言った。

「もうお前の弟子じゃねいぞ」とフリードマン君が叫んだ。「俺たちがお前を越えた、爺さん。」

所長がフリードマン君のほうへ歩いた。フリードマン君が少し退いた。「これから大切な研究プロジェクトを始めなくちゃ」と言った。「ここを速く片付けるよ。」

「こっちの台詞だ」とフリードマン君が自信を持って言った。「ね、団長。」返事はなかったからフリードマン君が周りを慌てて見たが、団長が見えなかった。

「あいつはもういない」と所長が言った。「相変わらず足が速いな。」

「オイ」とフリードマン君がパニックになって言った。「ちょっと待てよ、師匠。」

「俺はもうお前の師匠じゃない。若者の破滅元。文明の破壊源。人類の恐怖。老齢拳。

フリードマン君の髭があっという間に真っ白になって、足が弱くなって地面まで倒れた。

「車のかたきを」とシェーファー君が叫んだ。「もう一発。」

「いや、もう何もできない」と所長が言った。「どうじゃ、老人の体。」

「ふふふ」とフリードマン爺が困難で笑った。「使いにくいな。」

***

「ありがとう」と謎さんが言った。

「いいえ」とトレバーが答えた。「しなければいけないことだった。」

しばらく互いの目を見た。「オイオイオイ」とシェーファー君がさえぎった。「これから絶対ラブシーンになるんだろうね。」

謎さんがニヤニヤした。「ええ、まあ」とトレバーが答えた。

「そっか」とシェーファー君が言った。目が悪戯っぽく光った。

謎さんが無言で手をシェーファー君の額に押した。「一時失明

「えっ。オイ、何したんだ。不公平だぞ。」

「その言霊、やっぱり凄いな」とトレバーが少し笑って言った。

「これよりもっと凄いものがあるよ。」

「見たいな。」

「じゃ、見せてあげるよ。」

謎さんがトレバーの手を取って、シェーファー君が見つけるはずがない場所へ一緒に行き去った。

以上


皆さん、最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

Thursday, April 24, 2008

最後のエントリ






また一週間、今学期が終わります。今日の授業で先生が美しいポーズを取っていた時、これは最後の授業に気づきました。(もちろん他の学生のポーズも可愛いですよ。)この一年間、皆さんのおかけで、色々なことを勉強しました。もちろん、口にはふたがない私は時時皆さんの傷をつけるかもしらないんですが、わざとじゃなかったから私を許してください。m(_ _)m
いつも私がここで愚痴ばかりをこぼしましたから、今日はスタイルを変えて楽しいドラマを進めます。
ここの勉強が本当に苦しいですから、時時女の子向きのドララに落ちって、白昼夢を見ます。
「花よりだんご」は女の子向きの代表品ですか、男優は全部花様な美形ですよ。(先生の場合からみると、弱弱しいかも知らない)

これは貧乏人―つくしはの奮闘と恋の物語ですが、女の子は白馬に乗る王子さまを探したい夢を満足させました。^_^ しかも、超格好いい、実力を持って、いつも優しくてそばに守れくれる王子さまです。傷をつけるとき、いつもそばに庇ってくれます。中国でも「流星花園」というドラマ同じな内容を描写しました。このドラマを見たとき、私また高校生でした。そのとき、夜を知らず、受験戦争の前に、このドラマに夢中になって、3回見ました。



また、その時、テレビを見るのは禁止されました。母から叱られないように、毎回ドラマを見ったあと、扇を使ってテレビの温度を下げます。(母は家に帰った後、いつもテレビを手で触るという癖があります。)本当に魅力が一杯あるテレビだと思っています。


これは二つの写真があります。チャンスがあれば、見てください。
つまり、私はこの一年間、いつも皆さんを困らせて、すみませんでした。
皆さんがこれからもずっと幸せにいてほしい。

Monday, April 21, 2008

国際音楽会イベント

遅くなっちゃって、申し訳ございません。

今週は友達の由紀が来るのです!水曜日から土曜日までだけでセントルイスにいるけど、本当に楽しみにしています。由紀は多分、木曜日の授業に行かないかもしれないけど、もし会いたい人がいるなら木曜日の夜の「国際音楽会イベント」に来てくださいね。

学校と近いバーでドイツからのバンドと由紀と、それから僕との演奏会をすることになりました!ドイツのバンドは「ガラスの声」と言います。聞いたことはないですが、なかなか楽しみです。演奏会は7時半に始まるけど、由紀は10時半に出るのです。由紀が演奏してからローレンスが出るはずです。ちょっと遅いですが、暇なら是非来てみてください!

チケットはイベントの前に買ったら6ドルですが、当日に買うなら8ドルです。ローレンスはチケットを持っていますので、行くなら授業などで買わなくちゃ。

なに:国際音楽会(ガラスの声、川名由紀、ローレンス•デニス)
いつ:4月24日(木)、7時半から12時まで
どこ:Red Sea/Underground (http://www.myspace.com/redseastl)
ループ(デルマー通り)にありますが、グーグルで「Red Sea St. Louis」を調べたら、地図が出るはずです。何か質問があれば、聞いてください。

では来週の自分のエントリーは最終のエントリーになりますね。。

Saturday, April 19, 2008

学生達を責めないで

もう何度か書いたように講師になる前は日本の会社のサラリーマンをしていた。勤めを辞めてからもう何年にもなるのだが、折に触れ、当時のことを思い出す。思い出すだけでなく、今の仕事に対する考え方のもとに、サラリーマン時代の経験があることに気づくことも多い。講師をしていく上で、私が特に肝に銘じていることの一つに、「学生の出来が悪いからといって、絶対に学生だけのせいにしない」というのがある。学生ができないのは講師である自分のせいなのだと戒めるようにしているのだ。中にはごく、ごく、まれにだが、大学時代の私のように全然勉強をしなくてできないという学生もいるのだが、もちろん、こんな学生は対象外だ。「こっちが一生懸命教えてやってるのに、全然できないな、お前ら」というのだけは絶対にいやだ。「カッコいいこと言っちゃって!」と思うかもしれないが、実はこんなことがあった。

私は、半導体製造装置の会社で営業の仕事をしていたのだが、月に一度重役を交えて行われる営業会議がとても苦痛だった。半導体製造装置というのはものすごく高価なもので、そうそう毎月決まったように商談がまとまるというものではない。加えて、私がサラリーマンとしてすごした時期のほとんどが、いわゆる平成不況の真っ只中だったので、毎月の営業会議では重役達からずいぶんネジを巻かれたものだった。どのように戦略を立てて機械を売っていくかということが議論の中心ではあったのだが、「何で売れないんだ?」とか「何やってんだ?」という話になってしまうこともずいぶんあった。だが、どうあがいても売れないものは売れないのだ。不景気で企業が設備投資を抑えているのだ。しかし、それを許していては会社は立ち行かない。重役連中からの遠慮のない突込みがはいる。会議で重役達からの攻撃の矢面に立たされるのは部長であった。細かい問題で我々が質問攻めにあい、うまくいっていないとみるや、部長に矛先が向くのだ。あるとき、重役連中の集中砲火を浴びて進退窮まった部長が、「若いやつら(私たちのこと)の動きが悪くてもうどうにもならんのです」と口にした。と、副社長が机をたたいて部長を怒鳴りあげた。「部下がきちんと動かんのは上司の責任や!部下を阿呆だと言うんは、自分を阿呆だと言うのといっしょや!」

日本語を教えている人の中でいい加減に仕事をしている人など一人もいないと思う。もちろん、私もそのつもりだ。でも、時としてこちらの思うようにコースが進まないことがある。一生懸命考えて準備したのに、学生がみんな疲れていてうまく授業が進められないときもある。前の週、あの手この手で教え込んだことが全然定着していなかったりすることもある。たいていはそんなことに構わずにやっていくのだが、こちらも疲れているときなどは「お前らなんでこうなんだ?!もうちょっと頑張れないのか?!」という気持ちになりそうなこともある。そんな時、あのときの副社長の言葉を思い出す。まあ、学生は講師の部下ではないけれど、理想的な上司が部下を上手に動かして仕事をさせるのと同様、学生が疲れているときは疲れているときなりに、定着の悪いときは悪いときなりにリードしてみせるというのが本当の講師というものだろう。

もう何年前のことかもはっきりしないのだが、あのときの副社長の怒鳴り声は、今も私の耳にある。

Friday, April 18, 2008

言いたい話


始めに源氏物語のことを話したいだけど、先MSNで以前の仲間のメッセージを見たら、やっぱりやめました。また、源氏物語の発表を聞きましたけど、意味が分からないところが多いですから、このことを書いたら、まだ落ち込んでいる気持ちになるかもしらない。
ここで、私が書いたブログを日本語に翻訳してみます。
君へ
君が夏休みまた日本にいることを聞いて、ちょっとびっくりした。夏休みの時、必ず会えると思っていた。どこかで実習なんでの話を唯冗談だと思っているのに、やっぱり本気ですね。 
正直に言えば、本当に君が大連に帰ってほしい、心強いんだから^_^。そのことを言わなくても知っていよね。でも、仕方がないわ、自分で道を選択するですから。わたしはいつもアメリカで応援します。
ずっと感謝の言葉を君に言いたいけど、ここで言います。仲良しだから言わなくてもきっと分かってくれると思っていたから。ペキンに行ったとき、道に迷っていたとき、君がいないと、どうな始末になっただろうか、ちょっと想像できないんです。そして、君とまた孫さんが一緒にペキンに取った写真を見るたびに、思わず笑います。色々思い出を分かち合う友達がめったにいないと思っています。

卒業の前に、君とのシャンハイ旅行の約束を守れなっかたこと、ずっと残念に思っていたよ。本当に。。。。

一言にまとめると、日本にいる君がこれからもずっと幸せにいてほしい。
私たちがペキンに取った写真!
私たちはこのときまだ若いところだ。

Thursday, April 17, 2008

まだ終わっていない

「あ、寒かった、寒かった」とフリードマン君が言った。

「寒さが嫌いなら」と団長が少し怒っている声で言った。ただの埃のように氷の塊をジャケットから払い除けた。「今度はかわせ。」

「団長もかわせなかったけど」とフリードマン君が呟いた。

団長が周りを見た。女も二人の男生も消えた。車の残骸もなくなった。「逃げた」と意外に心配していない声で言った。

「追いますか」とフリードマン君が躍起に聞いた。謎さんに二回負けるとは堪らない恥だった。そしてそいつらを追わないなら団長がフリードマン君を責め続けるはずだった。

団長が近くのベンチに座った。「必要ない」と随分平気に言った。

「でも」とフリードマン君が泣きそうに言った。

「心配するな」と団長が笑って言った。「追わなくてもここに来るはずだ。」

***

「研究所に行かないか」とトレバーが聞いた。最初には十五分前に滅ぼした車の中に乗ることはあまりにも変でほとんど考えられなかった。しかしそれに慣れて直ぐ方向が間違っていることに気がついた。

「その計画は当然過ぎる」と謎さんが答えた。「敵がそれが一瞬に分かるはずだ。敵を混乱させるのは基本的な戦略だ。そして父を危険にさらしたくなかったのだ。」

「あんな敵を混乱させる必要あんのか」とシェーファー君が聞いた。謎さんが壊れた車を蘇らせたことの恩返しとして車の中では何も言わないと約束したが、やはりその非常な状況には約束は守りにくかっただろう。「だって、自分だけで混乱するみたいだから、俺たちが手伝う必要ない。考えすぎじゃ。」

謎さんがその質問に答えた。トレバーがその我慢に感動した。「フリードマンはそうなんだけど、団長は別のレベルだ。あいつを軽視すればいけない。とんでもない人だ。」

「そんなに酷い奴であればどうしてそいつの車に乗らせた」とトレバーが少し疑わしげに聞いた。「私の頭の中にいたんじゃない。」

「乗らないと言ったよ。しかし、フリードマン君は乗れと言って、お前はちょっと馬鹿だからそちらのほうのアドバイスに従ってしまった。」

「そっか。」やっぱり僕が馬鹿だなと思った。「でも、どうしてもっと早く頭から出なかったか。ずっと前から謎さんの手伝えがあればこんなに酷い状態にならなかったはずだ。」

「俺の車もなくならなかったりし」とシェーファー君が付け加えた。

「お前を守りたかった」と謎さんが小さい声で言った。「その紙――もう覚えていないが――その紙がしたことは全てお前の安全のためだった。記憶をなくしたこともそうだ。私が出ればそのことを全部無意味にしたに違いない。でも、お前が馬鹿だし、記憶の空白を無視できなかったから結局出るしかなかった。」少しだけ道から目を離して、トレバーを涙を浮かべんばかりの顔で見た。「いつもただお前を守りたかった。」

トレバーは吃驚した。実は、そんなに努力して探していたのに、前にアレックサンドラ・メンデルはどんな人かとはほとんど考えなかった。だからなるべく何になっても驚かないようにしていたが、このような頭の中にいた守護天使はやはり意外だった。同時に見つけてよかったとも探さなくてもいいのに無理やり出しちゃったとも思った。

「今もそうだ」と謎さんが突然車を止めて言った。トレバーに何かを言う機会を与えずに「長閑睡眠」と唱えた。トレバーが一瞬に寝てしまった。

シェーファー君も寝させるつもりだったが、振り返ってみたらもう車の後部座席で寝ていた。車から出て、トレバーの寝ている顔を窓を通してみた。「御免と言おうと思ったが、悪いことをしていないしお前が対決に行っても何も出来ないから謝らなくてもいいと思う。文句があれば、私が戻ってきてから言ってくれ。」



続きを楽しみにしてください

Tuesday, April 15, 2008

まっくろくろすけと“マリモ”



まっくろくろすけ~
これはまっくろくろすけの弁当です。
トトロが好きだと言ってる人は、ただ私だけではなかったことは、以前から明らか
に分かっていたんです。
でも、私はトトロだけではなく、まっくろくろすけの存在も大好きです。宮崎駿監督のアニメにいつも出る存在ですが、あまり注目されないし、大事な任務も持ってない。でも、その存在のおかげで、アニメの内容のあちこちでもっとも面白さが感じられれるし、アニメももっと愛情をもらうようになると思います。
日本のあちこちには、本当にまっくろくろすけがいるかも知れません。
日本の北海度に旅行で行った時も、記念品で一番よく売れていたのが、緑色の(まっくろくろ)すけ=マリモでした。

初めて、見た時は、まっくろくろすけが緑になったのか、思ったんですが、それではなく、実際に住んでいるものでした。





阿寒湖のマリモ    
マリモはそもそもシオグサ科の緑藻類。
阿寒湖で札幌農学校(現在の北大農学部)の学生が発見し、1898年に学会誌に発表しました。
現在は絶滅の恐れがあるとして国の特別天然記念物に指定されています。そのマリモについて、チュウルイ島にあるマリモ展示観察センターがあります。 
センターでは阿寒湖の湖底に生息しているマリモの生態展示やマリモの不思議について図によってわかりやすく解説されていました。それでも形成される仕組みについては未だ解明されてないことも多いそうです。



Monday, April 14, 2008

音楽+映画: 『花様年華』

現在メロドラマと呼ばれる映画は殆んど感情を大げさにするお涙ちょうだい映画でしょう。でも、元々の意味はメロス(歌)+ドラマ(劇)を合わせた所作劇だったそうです。ウォン・カーウァイという中国の映画監督はどっちかというと後者のようなメロドラマを作ると思います。

花様年華』の舞台は1962年の香港です。チャウ夫妻とチャン夫妻が同じ日に同じアパートの隣の部屋に引っ越して来ます。チャウ(トニー・レオの妻とチャン(マギー・チャの夫は仕事を言い訳に、あまり家にいません。でも、本当に二人は不倫の関係があるということが判明する。独りぼっちになったチャウとチャンはお互いの配偶者について話し合い、だんだん一緒に過ごす時間が増えます。二人とも浮気している人のようになりたくないので、不倫に陥ることに拒否します。

梅林茂さんのロマンチックなテーマはお互いに直接言えない気持ちを伝えますね。このテーマに加えて、ナット・キング・コールの優雅なラブソングも何度も繰り返されている。ただロマンチックなムードを作るだけではなくて、時間とともに変わる感情も表します。

下のシーンでは日本語のスーパーも英語のスーパーもないですが、音楽と俳優たちの表情を楽しんでください。(王さん、通訳をお願いします。 笑)

ボーナスビデオ:

2046』という映画は『花様年華』に次ぐウォン・カーウァイ60年代シリーズの3作目。ストリーは少し複雑ですが、映画の始めにはチャウが作家になって、『2046』という小説を書き始めます。冒頭のシーンはその小説の内容を使った劇中劇です。前提は今学期の「幸せ」と「記憶」のテーマに関係があると思います。そして、主人公がキムタクなので、皆さんに興味を持つでしょう。(笑)

(ところで、この映画も音楽を面白く使います。)

Sunday, April 13, 2008

ピタゴラスイッチ

これはホン〜トウにすごいですよ!英語で「Rube-Goldberg Machine」といって、ピタゴラ装置は何回見ても面白いと思います。何語でも説明の難しいものだから、ビデオ見なくちゃいけません。

日本で、「ピタゴラスイッチ」というテレビ番組でピタゴラ装置がよく出るけど、下のモンタージュを見てみてくださ〜い!(音楽もすごいと思います)





永久機関からくり装置は物理によると無理だけど、ピタゴラ装置は遠くないですね!

Saturday, April 12, 2008

期末プロジェクト

もう、今学期も後2週間というところまで来ているのに、ぜんぜん暖かくならないね。例年、今の時期は半そでのシャツで授業をしているんだが、今年はそういうわけにはいかない。今日も今日で、なんだか肌寒くてすっきりしない土曜日だったけど、みんなはどう過ごしたのかな?「この期末の時期に皆さんは何をしましたか?」もないよな。「勉強以外に何をするって言うんだよ?!」と怒られそうだな。ごめんごめん。みんなが勉強なら、私は仕事だ。今日はみんなの期末プロジェクトの第1稿を読んでコメント書きにいそしんでいた。昨日は思いのほか忙しく時間が取れなかったので、今朝からやっていたわけだ。この週末は家内がいないので、一人黙々やっていた。

今回は時間の関係で、書き始める前に個人面談をすることができなかったので、どんな作文になるのか実は少し心配だった。特に、自由なテーマで書いてもらっただけに、なおさらだった。ブログは自由にかいてもらっているけれど、レポートとなるとまた別の話だからね。ものすごく大きなテーマを選んでしまったり、またその逆だったりすることがないかなとちょっと心配をしていたのだ。でも、読み始めてそんな心配は完全に吹き飛んだ。どれもみんな、力のこもった作文になっていて、本当に読み応えのあるものばかりだったからだ。第1稿目なので、まだ書き直しをするチャンスはあるのだけれど、「とりあえず出すから見てよ」という感じの作文は一つもなかった。それぞれ自分にとって切実なテーマを選んで、全力で書いてきていた。どの作文からも「これでどうだ!(シャカラーキ!)」という熱が伝わってきた。この期末の忙しい時期によくぞここまでという作文ばかりで嬉しかった。これでは私もいい加減に読んでいい加減なフィードバックをするわけにはいかない。「真剣勝負だぞ!」と、鉢巻をきりりとしめて読ませてもらった。

というわけで、結構すごい数のコメントが付いてしまったかもしれない。でも、そんなに気にしないで欲しい。今のままでも十分にいい作文なのだけど、次のレベルにいくために考えてもらいたいことを遠慮せずにコメントさせてもらっただけなのだ。何度も言うが、どの作文も5年生としては合格点だと思う。私の意地悪なコメントは、次のステージに上がるためのヒントだと思ってもらいたい、本当に。窓の外が暗くなってきて、ふと気がついた。お昼食べていなかったのだ。みんなの作文に引き込まれついつい食べそびれてしまっていた。

Friday, April 11, 2008

時間がたつのは早いです。

先、有留先生と偶然に出会って、いろいろを話しました。(いろいろとんでもない話をいろいろ出して、すみませんでした。飲みすぎるだから。^_^)
あと二週間、日本語の授業が終わります。時間が経つのは早いですね。
「人生はいろいろ」という歌がありますが、今度のブログもいろいろを書きたいんです。
以前のクラスメートの話によると、大連は先日は少し暖かかったのですが、最近、また少し肌寒い感じがします。でも、大連理工大学にある桜も、蕾が少し膨らんできたようです。
ここの天気は別にして、アメリカは現在不景気なのですが、就職も実習もなかなか出来ないのです。
気持ちが落ち込んでいた時、友達に電話をかけて、今日本に留学している友達の生活も順調に進まないそうです。
大学生時わたしと同じ学年で、今日本に留学している学生も、多くの人が苦労をしています。院生の試験に不合格になり、それから一年間一生懸命に努力を重ね、一年後にようやく院生になれた学生も三人もいます。
途中で中国に帰ろうかと悩んだときもありました。中には、2年間も勉強してようやく院生になれた学生もいるそうです。
「今私の顔でacne いっぱい集まって、これも青春の証かな」友達と冗談っぽく言いました。
今、日本にいる友達は大分私のようにacneまみれ顔をしています、留学のおかげですから。

話は筋が通らないかもしらない、飲みすぎですから、すぐ寝よう。

Thursday, April 3, 2008

大合戦

「この女。。。誰」と不思議な運転手が海ほど深い声で聞いた。

「あのメンデル爺の娘です、団長」とフリードマン君がむかついたように答えた。「もう、あいつ、解放しなくていいのに」と自分に呟いた。

「誘ったはずだけど」と団長が少し責めるように言った。何かがうまくいかなかったとき、いつもフリードマン君を責める癖があった。そのためかフリードマン君がいなくなっていた数週間はイライラしていた。

「ちゃんと誘いましたよ。でも、死ぬほうがましだと言われてしまったんです。」

「そうか。それでは倒すしかない。」

「私を倒す気があれば」とどこからともなく現れた謎さんが遮った。「遠慮なく倒してみろ。」

フリードマン君は「ふふふ」と笑って、団長は「そのつもりだ」となるべく不気味な声で返事した。

トレバーは手伝おうと思って謎さんの傍まで歩こうとしたが、シェーファー君に引き止められた。「オイオイ」とシェーファー君が興味深い声で言った。「お前がアンナ女を隠してたのかい。」

トレバーが振り返った。「ま、そう見えるけど。」

劫火」フリードマン君の声がした。

「じゃ、これからどうする」とシェーファー君が汗をかきながら聞いた。

「どうするって。」

豪雨」謎さんの声。

「邪魔になりたくねいから」とシェーファー君が大きい声を上げて叫んだ。「どこかへ去ってあげようか。」

「いや、そんな関係じゃないよ」と濡れ鼠になっていたトレバーが答えた。

劇震」団長。

「うそ。。。つき」とよろめくシェーファー君が言った。「お前の。。。頭の中に。。。いた。。。ウワ」地面まで落ちた。「関係ねいってふざけるな。」

「違うってば」とかろうじてシェーファー君を立たせたトレバーが言った。「この前会ったことない。」

空翔鳥翼爆風」謎さん。

トレバーもシェーファー君も一瞬に地面に倒された。「それは一番信じにくいな。だって、知らない女を頭の中に入らせるわけねいんじゃねいか。」

「普通だったらそれはそうだけど。」

土神拳」フリードマン君。

「だろう。ここで絶対ラブシーンになるぞ。」

雷神怒鳴」団長。

「馬鹿なこと言うな。戦いの中にいるんじゃない。ラブシーンなんか考えてる場合じゃねいぜ。」

地獄第九圏。万年真冬。氷幽閉」謎さん。

「ちょっと寒くなったんじゃない」とシェーファー君が聞いた。

「終わったよ」と謎さんが息を切らして言った。

トレバーが吃驚した。「もう終わったか。」振り返って見て、もう少し大きく吃驚した。団長もフリードマン君も巨大な氷の塊に閉じこめられていた。「僕も手伝いたかったんだけど。」

謎さんがちょっとだけ悲しい笑いをかけた。「言っただろう。お前は何も出来ないということを。もう忘れてしまったが。」

「でも、使った。シェーファー君も見たね。」

「うん」とシェーファー君が言った。「ここにいるみんなと同じような変人だ、こいつ。」

「それは私がお前の頭の中にいたからだけだ」と謎さんが説明した。そしてシェーファー君にはじめて気づいたようにビクッとした。「この人は誰。」

「シェーファー君だ」とトレバーが紹介した。

「よろしく」とシェーファー君が平気に言った。

「連れて行くしかないだろう」と謎さんが自分に呟いた。

「連れて行くって、どこへ行くか」とトレバーが聞いた。

「いつもいつも質問でうるさいよ」と謎さんが少しむかついたように言った。「一度でいいから、知らないまま我慢しろ。」

「オイ。俺も質問あるよ。二人とも、恋人かい。」

「馬鹿野郎」とトレバーが言った。

謎さんは長い間無表情でトレバーを見た。トレバーの中で変な気持ちがした。それからシェーファー君の破壊された車まで歩いた。「いや」と答えた。「ただの知り合い。」



続きを楽しみにしてください

Tuesday, April 1, 2008

『まっくろくろすけ』は何でしょう~^^~


皆さん~今日は。

今日は、皆さんに質問があります。


皆さんは、勿論、『隣のトトロ』と『千と千尋の神隠し』を見たんでしょう。。。そうしたら、その二つのアニマで全部出演した、『まっくろくろすけ』というものを覚えていますか?


私は、トトロも猫バスも、千尋も、いろんな妖怪たち全部好きですが、その中で『まっくろくろすけ』のことがすごく好きになりました。でも、これは、何でしょう~??? 妖怪ですか? 妖怪じゃないですか?


『まっくろくろすけ』は妖怪の条件をいくつか満足してして、妖怪だと思います。
1.いつも会えるものではなく、心が純粋な子供だけ会えるし、
2.移動が自由に出来るし、
3.誰も住んでない古い家に住むこと、
でも、その反面、妖怪はもともと不思議な力を持っていることだし、何の物から変わったもの、言わば、『化け物』を示しますが、『まっくろくろすけ』は、ちょっと弱く見えるし、何が化けたものかも全然分かりません。。。

『まっくろくろすけ』が古い家に住んでる、ネズミかな?と思う人もいるらしいですが。。。


それで、皆さんの意見を聞きたいです~~^^;;;